以心伝心

松山から、Hさんが出稽古(?)に来られました。
ご勤務先の転勤により、来週から正式に香川県民になるそうで、我が道場に移籍入会したいとの事。もちろん私は大歓迎です♪
本日は高松に来られていたそうで、その足で稽古に参加していかれました。

空手をしていて嬉しい事のひとつに、他県、もっというと他国の方と知り合えるという事があります。初めて会った者同士、言葉も通じない者同士でも、組手をすればその人の人間性が分かります。
本当に突き蹴りを当てる新極真の空手は、ウソやハッタリが通用しません。
空手や格闘技経験者は分かると思いますが、試合中は「殺してやる」ぐらいの殺気を持って相対します。しかし、試合が終われば本当に親友になれます。変な意味ではなく、相手を愛せます。もう一回言いますが、ヘンな意味でなく(^_^;

私の師が世界的に有名な方なので、海外からたくさんの方が私の在籍していた道場に稽古に来られました。街を食事や買い物に案内したり、片言英語とボディランゲージでいくら会話をしても心はなかなか打ち解けれませんでしたが、ガッチリ組手をするとすぐに友達です。その夜は酒がすすみます♪

余談ですが、ほとんどの外人さんは「稽古もきつかったが、稽古後のストマックトレーニングが一番きつかった(><)」と言って帰っていきました☆

最近の子は、取っ組み合いのケンカをしないらしいですね。
ムカつくからみんなで無視しようとか、何かおとしいれてやろうとかという発想になるらしい。
ケンカが始まりそうになるとすぐに周囲が止めるそう。で、やる時は不意打ちで道具を使ったりして、相手が死のうがどうだろうがお構いなしといった、限度を知らない攻撃を加えるとか。

人の痛みを知るという意味でも、やはり武道はやっておくべきです。前にも書きましたが、昔から残っているものに悪いものはありません。日本に生まれてきたからには、武道は嗜んでおくべきだと思います。

新極真会の理念である「強くなれ、やさしくあれ」こそが、これからの日本を背負っていく子供達への最高のメッセージだと思います。