スクワット1000回

今日、久々にこの手のトレーニングをやってみました。
土曜日にKさんとの雑談の中で、数をこなす補強運動の話が出たので、久々にやりたくなったのです。

その昔、あるチョンボをしでかし、師範にスクワット3000回を命ぜられた事がありました。死ぬ思いで3000回を終え、筋肉痛に一週間ほど悩まされた事があります。
しかし、全日本を視野に入れるようになってからは、毎週火曜日はジャンピングスクワット100回×10セット、金曜日は限界まで連続で跳び続けるというトレーニングをしていました。もちろん、これだけではなく、普通に他の稽古もしていました。火曜はスクワットの直後に走り込みが約1時間があったな…
ちなみに、金曜の連続飛びは321回が私の記録です。
初めての日は170回ぐらいでした。少しづつ脚力と心肺機能が強くなっていき、300回までいけるぐらいになっていました。
「よし、今日は道場ハイスコアを出してやる」と思い、必死で頑張ったらなんとか300回まででき、ハイスコアを更新しました。
この際一気に更新してやろうと思い、張り裂けそうな心臓の鼓動を感じつつ、一回飛ぶ毎に大腿の激痛を感じながら、320回を超えたところで精神力が尽き、生まれたての子羊のように崩れ落ちたのでした…
あまりの大腿部の痛さに、5分ぐらいのたうち回っていた事を思い出します。限界を超えすぎると、足がつったのの100倍ぐらい痛いんです。

この手のトレーニングを、うちの生徒、いや今の若い子にやらせたらどんな反応があるのでしょうか?
私の予想では、あまり好ましくない反応が見られると思うのですが…

今の子たち、私がサンドバッグやミットを打っている姿を見るだけで「ひく」らしいです。

「ひく」って何!?

心の会話、心から得るもの。それが武道の道場での財産だと思うのですが…
我々がよく口にする言葉に「極真魂」というものがあります。
「極真魂って何?」と問われたら、皆さんはどう答えますか?

私はこう答えます。
「究極のやせ我慢である」と。
ただのやせ我慢ではありません。「究極の」やせ我慢です。

究極のやせ我慢が出来る人間って強いですよ。
そして頼りになりますよ。
自分が究極のやせ我慢が出来るかどうか、とりあえずスクワット1000回やって見て下さい(^_-)