お盆

お墓参りにいってきました。
日に焼けて暑くなった墓石をしっかり洗ってきました。
いつもそうなのですが、目を閉じて手を合わせると、今はお墓の中で眠るばぁちゃんが生前に言っていたことが思い出されたり、優しい笑顔が頭に浮かんだりします。

私が空手を習い始めた時、
「空手なんか習って、大ケガでもしたらどうするんな?」
と凄く心配していたばぁちゃんでしたが、初めて大会で入賞した時は物凄く喜んでくれたことを思い出します。
黒帯取得の少し前に亡くなってしまった為、黒帯をもらったことを伝えられなかったことが残念でした。

どこをどう見ていたのか分かりませんが、
「あんたは将来、学校の先生になりまい。子供に勉強を教えるんが向いとるわ。」
と頻繁に言われました。
「教えないかんのやから、しっかり勉強しまいよー」と。
しかし助言通りにはならず、「学校の先生」ではなく「空手の先生」になり、「勉強」ではなく「空手」を教えていますが…

ご先祖様を敬う気持ちって大切ですね。
今日改めて実感しました。
うちの道場の子供達はここを見ている子が多いそうなので一言。
うちは小さい子が多いので、おじいちゃんとおばあちゃんが健在な子が多いと思います。
人間なので、年長者から順番に天国に旅立って行くのが自然の摂理です。
おじいちゃんとおばあちゃんが元気な間中、しっかり孝行するように!