「○手」

昇級審査の受審者が結構多くなりそうです。
「絶対に大丈夫」と太鼓判を押せる人と、「ん~…」と眉をひそめてしまう人がいます。
まだ日があるので、合格レベルまで達するように頑張ってください。

今日の一般部で、かずま向けの稽古をしました。
かずまは今度の審査で茶帯に挑戦するので、今現在のレベルを確認しようと思ったからです。
技はそれなりにできているのですが、部位名や急所名が全然ダメ。
「上段受けで使う部位の名称は?」の問いに、
「手!」と元気よく答える始末で…
私「剣道でここを打つ技があるやろ。なんとか手って。」
かずま「ん~~~~~?????」
私「"あ"から順番に入れていって考えてみぃ」
私は、"あ"から始まって、"か"行にいって、"こ"のところで、籠手(こて)に気づいて欲しかったのですが、彼が出した答えは・・・
かずま「"お"手、ですか?」
道場内、爆笑。
おいおい、犬じゃないんやから。
籠手の中でも、外籠手と内籠手までを答えて欲しかったのですが、私の想定外の答えでした。
その後の稽古の雰囲気が、しばらく締まらないものになってしまったことは言うまでもありません。
私も、腹筋がツリそうになるぐらい笑ったのは久しぶりでした。
かずまの発想力には、いつも驚かされます。
これもかずまの才能のひとつですね。
良い活かし方を考えたいと思いますが、当分思いつきそうにもありません。
それよりも、かずまが審査当日にちゃんと口頭試問に答えられるかが心配でなりません。
ともや、審査までにちゃんと教えといてくれ!