何だか眠れないのでもうひとつ書きます

水・土の週2回、幼児と小学生初心者を対象としたキッズクラスの指導をしています。
まだ理解力が十分でなく、団体行動に慣れていない子供に教える事は大変です。

「泣き虫なので強い子になってほしい」
「礼儀作法を身に付けてほしい」
等の理由で預けに来られる方が多いです。

私のキッズクラスの指導方針は三つです。

まず一つ目は「挨拶」。
これはいくつになっても付いて回るものです。
挨拶ひとつで人間は評価されがちです。
大きな声で、感謝・尊敬を表現できる挨拶法を身につけてもらいたいと思って、この部分は特に厳しく指導しています。

二つ目は「身体能力の向上」。
まず柔軟性。
そして全ての運動の基本である「走る」「跳ぶ」といった動作の上達。
マット運動を行う事により、俊敏さとしなやかさを身につける。
そして何よりも、体を動かす事の楽しさを体感してもらいたいと思っています。

最後の三つ目は「大きな声を出せるようになる事」。
もしも誰かに連れ去られそうになった時、
「大きな声を出して助けを呼びなさい」
と教えても、中々大きな声を出す事はできないと思います。
大人でもすぐに大きな声を出す事はできないはずです。
空手の稽古を通して、いざと言う時に戦える術を学ぶのはもちろんですが、子供たちには大きな声を出して助けを呼ぶ術も身につけてほしいと願っています。