DVD

大会が終わった後の楽しみ、
というか反省会
というか、一仕事というか…

それは何のことかといいますと、

当道場のDVD職人さまが編集してくださった「作品」を見ることです。

残念ながら、今回の作品が最後の作品となるのですが、今回もじっくり拝見しております。
DVD職人さま、今までありがとうございました。
そしてお疲れ様でした。

さて、毎回何度も何度もメモを片手に見ています。
スローにしたり、音を消したり。
音を消すと、また全然違った見え方がしたりするから不思議です。

全体への指導は十分だったか。
個々への指導は間違っていなかったか。
また、それを実践できていたか。
この道場生が勝てない理由は何だろう。

じっくり研究して、指導に役立てています。

各生徒とスパーリングをする際、その生徒が苦手な戦い方で対応したり、また逆に、長所が最大に活きる戦い方で対応したりしています。
足りない部分を気づかせたら、それを埋めるための稽古法を個々にアドバイスしています。

そんな風に試合のDVDを見ているのですが、もうひとつ注目している所があります。
それは何かと言うと、

「応援の仕方」です。

セコンドの指示や時間経過の伝え方は、慣れないと非常に難しいです。
子供の試合の場合、お父さんやお母さんの声援がたくさん入っており、聞いていて心が暖まります。
多少的外れでも、厳しくも優しい応援は、子供たちに大きな勇気を与えているはずです。

そんな中で、ゆうきのお父さんの応援がいつも的を得ており、とても感心しています。
選手経験があった人のアドバイスみたいです。
しかし、それを一切無視して自分のやりたいことしかしないゆうき…
「親の心、子知らず」と言いますが、
毎回、ゆうきの頑固さとお父さんの的確さを見るのも楽しいです。