試合を終えて

試合内容を反省し、対策を練ってほしいと言いました。
足りないところを自覚して、それを埋める稽古をしてほしい、と。
また、欠点を気づかせてくれた相手に対して、感謝の気持ちを持ってほしい、と。

もうすぐ一週間が経つので、四国大会に出ていた選手と雑談をする機会があったら、
「どうすればこの前に負けた相手に勝てると思うか?」
を聞いています。

それぞれに、自分の試合のビデオ映像を見たようですが、
「見て終わり」
の選手が多いことが残念でした。
反省もしていないし対策も練っていない、と。

逆に、試合の組み合わせや、審判の判定への不満を口にする人もいました。
全てにおいて「公平な組み合わせ」というものがあるのかどうか分かりません。
「ダメージ重視」という判定法のため、完璧な審判というのも非常に難しいものがあると思います。
人間が行うものに、完璧はありません。
(審判をする際は、完璧にしようと努力はしています)

しかし、勝つ選手はどのような場面でも勝ちます。
自分の実力や稽古の不足を、他の何かのせいにしているうちは上達は見込めません。
旗が上がったのには理由があります。
なぜ相手選手に上がったのでしょうか?

上達は、「素直さと謙虚さから」です。

一般初級の部において、相手選手の反則により病院に直行したMくんが、今日から稽古に復帰しました。
ご心配をお掛けいたしました関係各所の皆様、少し痣は残っていますが、すっかり元気になっております。
ご心配、ありがとうございました。