礼儀

稽古の開始時刻に間に合わなくとも、遅刻して途中参加することができます。
社会人や部活に忙しい方の事情を考慮しているからです。
しかし、これには条件があります。

稽古開始に間に合うように、精一杯努力していることです。
努力した結果、間に合わなかった。
間に合わなかったので稽古に参加できないというと、社会人は稽古を続けることが難しいです。
そこで、途中参加を認めているのです。

または、稽古開始時刻にはどう考えても間に合わないけども、少しの時間でも稽古がしたい、という「熱意」を持っていることです。

このような遅刻は大歓迎です。

しかし、稽古開始時間に間に合わそうと努力している姿がさっぱり見えない人がいます。
本当に間に合わすことができなかったのでしょうか?
○○とかの理由の為に、5~10分遅刻してくることが日常茶飯の人がいます。
そんな僅かな時間で終わるものであれば、稽古の後ではいけないのでしょうか?
または、5~10分早く始めれば良いのではないでしょうか?

私は、遅刻してきた人の顔を見れば、その遅刻の理由が積極的なものか怠惰なものかはすぐに分かります。

礼儀作法というのは、挨拶とかそんなことだけではありません。

「時間を守ること」

これは、そこにいる全ての人間に対する礼儀です。