入り口

キッズクラスでは、移動稽古の難しい技に進みつつあります。
難しいといっても、基本的な技です。
いよいよ橙帯取得のために習得しなければならない技も、あと少しになってきました。
冬の審査会に向けて、それぞれの技の精度を上げていきたいと思います。

ジュニアクラスでは、平安その2の型を行いました。
今日初めて習う子が大半だったので、細かく分解しながら、ゆっくりと前へ進みました。
時間内に最後まで行けなかったのですが、12号令まではほぼ全員が覚えてくれたようです。
「来週まで忘れんようにな!」と言いましたが、よく考えたら来週の火曜日は祝祭日なので稽古はおやすみです。
「再来週まで忘れないように!」に訂正しときます☆

・・・無理かな?(汗

平安の型の、「その1」は太極とほとんど変わらない為、習得が早い人が多いです。
しかし、「その2」から急速に難しくなります。
ここで壁に当たってしまい、いわゆる
「型嫌い」になってしまう人が多いです。
よって、「平安その2」は特に丁寧に教えるように心がけています。

習得が難しいからこそ、それに挑戦する。
そしてその難しいもの覚え、自分のものにする。
それが基本や移動、組手にも良い影響を及ぼす。

そうなってくれると、型が楽しくなります。
次の型を早く覚えたくなります。
覚えたいと思っているものは、とても早く覚えることができます。

私の個人的な考えですが、「平安その2」は空手の入り口のようなものではないかと思っています。
しっかり教えますから、分かりにくい人は何度でも質問して下さい。
とても重要な型です。
その2が出来たら、3も4も5も習得は早いです。
そして「観空(カンクウ)」という難しい型も早く覚えることが出来ます。