一日後

昨日の試合で大きなダメージを負った方が数名。
今日はBさんが子供たちのお迎えに道場に来られていましたが、その体には激戦の爪痕がくっきりと残っていました。
また、☆くんも脚に大きなダメージを受けたようで稽古を休んでいました。

反対に、初入賞のナオヤとかずやはウキウキ気分で稽古に来ていました。
稽古中の気合いや集中力も大したもので、昨日の疲れを一切感じさせないほどでした。

試合の結果によって、様々な変化が現れます。
良い変化が出ている場合は嬉しいのですが、そうではない場合もあります。
選手を燃え尽き症候群にしてしまうような指導ではいけないと思っています。
その辺りは一番気をつけて指導しています。
試合後の稽古は、普段しないような楽しい系の稽古を増やしたりして変化をつけています。
ちなみに、今日は投げ技をたくさん稽古しました。
大外刈りと背負い投げを稽古したのですが、みんな楽しそうに取り組んでいました。
しかし、親によって燃え尽き症候群になってしまう子もいます。
昨日、会場内で試合後の我が子を怒鳴りつけている親を目にしました。
武道教育の本質を理解する方が増えたため、そういう親は随分と減ってはきましたが一部にまだ残っているようです。

子供は「ポケモン」ではないんです。

子供を道場に入れたのは、トロフィーを取らすためだったのでしょうか?

違いますよね?

言っても分からない親御さんには、「やってみたらどうですか?」と声をかけています。
しかし、そんな方にかぎって、なんやかんやと理由をつけて絶対にやらないんですよね。
うちの道場にはいないと思いますが…