出稽古

今日は午前中に帯研を行いました。
帯研では、緑帯以上の生徒に限定して、上段への手技の研究や通常の稽古では行わない型の稽古を行ったりします。
今回は通常の帯研とは違い、帯の制限を設けずにやってみたのですが、実際に稽古に来たのは黄帯以上の生徒だけでした。
その中に、徳島から出稽古に来てくれた小学四年生の男の子がいました。
今日は型が中心の稽古でしたが、型をじっくり学びたいとのことで今回の出稽古となったようです。
今日の稽古では下半身の安定感を向上させる練習や、中段と上段追い突きのスピードと破壊力を高める稽古を行った後、十八(セーパイ)を一時間強行いました。
この型は、身体操作はさほど難しいものではありませんが、多くの技が出てくるので順番がややこしい型です。
黄帯の生徒には難しい型ですが、出稽古に来ていた子も頑張って順番は覚えてくれたようでした。
今日出席していた人の中では、さやきが良い演武が出来ていました。
十八がピッタリ合うのか、初めてとは思えないほど覚えもよく重い型を打てていました。

順番をなぞるだけの軽い型の人。
なぜそうなるのかを考えて稽古しないと、いつまで経っても進歩はありません。
基本稽古の質と量、筋トレ、打ち込みは足りていますか?
順番を覚えるのが型の稽古の目的ではありません。

順番すら覚えられない人。
集中力が足りない証拠です。
もっと頑張りましょう。

次回の帯研を楽しみにしている声を聞きましたが、次は来年2月ぐらいにしようかと思っています。
本当は月一回ぐらいしたいのですが、諸事情により中々できないのです。
次回までの間、十八をしっかり自主稽古することと、追い突きの威力化を十分に研究してほしいと思います。
次の帯研での型は、観空をするか武器術をするかまだ決めていませんが、楽しみにしていて下さい。
次回からは緑帯以上限定です!