修了検定について

土曜日は東道場、日曜日は成合道場で行いますが、都合により両日とも受験が不可能な子は、遠慮なく申し出て下さい。
稽古のある日に、少し早めに来てもらえればその時に見ます。
また、後のクラスまでの時間がある時は、稽古後でも見ます。

「修了検定」は、本番の「昇級審査」よりも、ある意味厳しいです。
なぜなら、できるまで何度も「再検定」になるからです。
審査会は一回やって、できるかどうか?ですが。

「ダメ。後ろでもう一回稽古してきなさい。」
が何度となく繰り返されます。
凹んでしまって稽古をしない子もでてきます。
しかし、色帯の先輩が後輩を助けるためにたくさん来てくれています。
不合格をもらった子を先輩がマンツーマンで教え、出来るレベルまで引き上げる。
これが修了検定の際に見られる光景です。
本当に良い習慣になってきました。

当然、修了検定の日の間に合格できない項目も出てきます。
道場で稽古の前後に、また家庭でしっかり稽古してほしいと思います。
出来る自信が付いたら、稽古の前後に私に言いに来て下さい。
出来なかった項目について、その場で再検定を行います。
それで出来れば合格です。

初めての受験の子は大変だと思います。
しかし、谷底に突き落とされても這い上がってくる、ライオンの子供のように強い人間に育ってほしいと思って、このようなシステムにしています。

何回も落とします。
覚悟して受験して下さい。

修了検定はもう卒業した先輩色帯の子供たち。
自分達が修了検定を受けていた頃、先輩が助けてくれたから合格できたんです。
今度はその恩返しと思って、後輩達を助けに来てほしいと思います。

成合道場の修了検定は、土曜日に稽古がありますから日曜日は道着でなくても構いません。
ただし、帯締め試験がありますので、帯だけは持って来ておいて下さい。