修了検定

今日の午前中、東道場で修了検定でした。

他の道場の先生方に、香川の選手はどうしてみんな型がうまいのか?と聞かれることがあります。
多分にお世辞もあるのでしょうが、そう言われると非常に嬉しいです。

私は、この修了検定のおかげなのではないかと考えています。
これがあるおかげで、曖昧な状態での昇級がありません。
ありません、というかできません。
白帯の段階で習う技を全て習得できないと、審査が受けられません。
橙帯、青帯も同様です。
白~青までの基本的な動作と型がしっかり身についていれば、その後の上達も良いと思います。
そういうわけで、白帯から青帯までは厳しい修了検定を行っています。

修了検定は、非常に厳しいです。
厳しくしています。
失敗したら許さない!というような雰囲気を作っています。
もの凄いプレッシャーです。
普段出来ているのに、修了検定になったら出来なくなってしまう子もいます。
そういうプレッシャーに打ち勝てる人間に成長してほしいです。

また、間違って覚えている技に関しては、非常に厳しく注意されます。
そして、それが出来るまで後ろで自主練習になります。
私に後ろに行けと言われた子には、すぐに色帯の先輩が助け船を出します。
まさに「渡りに船」です。
下の帯の子は私に叱責された直後なので、

「なんとしても覚えたい!」

という欲求が最大に高くなっている状態です。
そこにマンツーマンで色帯の先輩が付いて教えてくれる訳です。
「覚えたい!」と思っていることは、本当に早く覚えられるのです。

修了検定の時の私は、「鬼」になっています。
「先生ってあんなに恐い人だったの!?」と思われる方も多いようです。
それは、上記の理由からです。

修了検定においては、

「恐い先生+優しい先輩=上達の近道」なのです☆

明日は朝9時半から成合道場で修了検定です。
今日も書きますが、受審者は覚悟して来て下さい。