怪我

最近、道場生の怪我が多いです。
捻挫や突き指などが多く、そのほとんどが本人の不注意によるものです。
しかし、そういう怪我をしないように上手く指導していかねばと考えています。
寒くなってからの稽古前は、特に足首のストレッチやぐるぐる回し、そして足の指の柔軟体操は必ず入念に行って下さい。
それをしていると、怪我を随分と予防できます。

最近では、子供のクラスの稽古前は、私が子供達の目につくところで足首と足指の柔軟をするようにしています。
すると、子供達も私の周りに座って同様の事を始めます。
私が子供の足の指を、整体の技術でポキポキ鳴らしてあげると、子供達は列を作って順番を待ちます(笑

そんな中、今日の稽古で、ある男の子が肘を脱臼してしまいました。
見せてもらったところ、本人がとても痛がっていたのでその場ですぐに整復しました。
幸い、簡単に入ってくれたのですが、このような怪我が無いようにしていきたいものです。

武道なので、ある程度の怪我(軽度の打撲など)は覚悟しているかと思います。
しかし、怪我をしようと思って道場に来ている人は一人もいないに違いありません。

今日は、そんな指導者としての初心を強く思い直した日でした。

「安全に、健康に、心身ともに強くなる」という道場でなければいけません。