私が空手道の稽古を通じて子供たちに伝えたいこと。
それは、
努力すること。
我慢すること。
このふたつです。
努力ができることは最大の才能である、といいます。
人は楽な方に逃げるものです。
努力は努力をする訓練をしないとできるようになりません。
我慢も同様です。
逃げはクセになります。
なぜ道場の稽古で行なう組手が恐いのか?
それは痛いから。
なぜ先輩や先生は恐そうにしたり、痛そうにしていないのか?
それは、受けがきちんとできるから。
痛いからといって組手から逃げていたら、いつまで経っても受けは上達しません。
ずっと痛いままです。
「我慢と努力ができない人は何をしてもダメだ!」
と私は稽古中に頻繁に言います。
我慢と努力は、意識の持ちようで誰でもできるようになるものです。
意識が良い方に変わった姿が見られた時、この仕事の喜びを最大に実感します。