次の土曜日と日曜日は、当道場独特のシステムである「修了検定」です。
どういうものかの説明を以下に記します。
まず、対象者は白帯から青帯までの生徒です。
かつ、冬季昇級審査を受審したい意思のある者、としています。
(修了検定の結果を見てから受審を決めたいという人も可。)
当道場では、各帯で習得しておかなければならない技を指定しています。
その指定されている技の全てを習得できているかどうかを見るのが修了検定です。
人間は完璧ではありません。
当然、習得できていない技や理解があいまいな技があることでしょう。
しかし多くの生徒が、
自分が
「何が分かっていないのかが分かっていない状態」
だったりします。
修了検定は、
分かっていない点、
出来ていない技
をはっきりさせるために行うのです。
通常は審査会の二週間前に行っているのですが、今年はその日が四国・岡山地区合同稽古で、その前の週は和歌山大会のために私が不在です。
よって今回は一ヶ月前に行うことになりました。
まだ昇級審査を受けるには早いのか?
もう十分受けることができるレベルなのか?
苦手な部分を一ヶ月かけて集中稽古すれば昇級可能か?
修了検定ではっきりさせてほしいと思います。
もう修了検定を卒業した先輩のみなさんは、自分たちが修了検定を受けていた頃を思い出して下さい。
先輩がマンツーマンで付いてくれて教えてくれたから技や型を習得できましたね。
その恩を返すのは今です。
今度は同じように自分たちの後輩に教えてあげて下さい。
土・日連続で受けても構いません。
修了検定と補習稽古を平行して行い、全員がレベルアップできるようにします。
※昇級審査会の一週間前の12月6日(日)にも補習稽古をします。
黄帯以上の受審許可者は、今週中に各道場に掲示します。