冬季昇級審査会 ~成合道場の巻~

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成合道場の審査会でした。

白帯、橙帯、青帯、黄帯、緑帯、茶帯の全ての帯の受審者がいた今審査会でした。

各帯の審査科目は決まっていますが、審査会ごとに重要視する部分を変えています。

今回は、基本では突きの実技と受け技の理解度を。
移動ではひとつひとつの技のキレと精神的持久力を。
体力テストでは正確さを。
いつも重視する型は、みんなの予想に反してサラッと流しました。
そして、青帯以上は組手を実力をじっくりと見させてもらいました。
じっくり見たいので、私は組手には加わりませんでした。

1級取得に二名、
2級取得に二名、
緑帯取得に三名、の計七名が連続組手に挑戦しました。

初めて見た白帯の受審者、及び保護者のみなさまは驚いたと思いますが…

稽古によって最も鍛えられる、また鍛えなければならない所はどこかというと、ずばりそれは「心」だと思います。

実際、実力が近い相手一人に勝つのも難しいのに、複数の相手に完勝することは不可能に近いでしょう。
ではなぜあのような「荒行」を行うのか?

それは、限界を超える経験をする為だと考えています。

人間、限界だと思っても、まだ余力があるものです。
連続組手は、本当に限界を迎え、そして限界を超えた経験を積むことができます。

今日、挑戦した七名のみなさんは、限界の向こうに何が見えたでしょうか?

審査結果の発表を楽しみに待っていて下さい。

受審者のみなさま、保護者のみなさま、今日はお疲れ様でした。
審査会進行補助に来てくれたKさん、☆くん、はるか、かずや、ありがとうございました。