「うちの子、ちゃんとやってますか?
みんなの足手まといになっていませんか?」
などと聞かれることがあります。
午前クラスに来るレベルの子(試合に出るレベルの子)は、
私の「怒り地雷」を十分に分かっているので、稽古中にだらけた態度やふざけたマネをする子は皆無です。
保護者のみなさま、ご安心下さいませ☆
「怒り地雷」ですが、子供に対しては非常に明解にしております。
・道場で定めた約束事をきちんと守ること。
(靴を揃える、
大きな声で挨拶をする、
カバンを他人の邪魔にならない所に置く、
出席簿に名前を丁寧に書く、
稽古前にトイレに行っておく、
その他、他人の迷惑になる事をしない、など)
・稽古を精一杯がんばること
(上手い、下手は関係ありません)
・先生や先輩を敬い、後輩を思いやること
(正義無き力は暴力なり、
力なき正義は無力なり、の実践)
上記の三点です。
親に、
「いつも怒られる。
ボクばかり怒られる。
怒られるばかりだから空手に行きたくない。」
と言っている子がいるようです。
親御さんから、
「空手を続けさせたいので、もう少し怒らないようにしてもらえませんか?」
というようなことを言われることがあるのですが、何を怒られているのかを考えてほしいです。
私の子供に対する指導は、基本的に「褒め」中心です。
一生懸命頑張っていることを褒める。
それまでできなかったことが出来るようになったらメチャ褒めです。
褒めることで伸ばすという、「指導」です。
でも、頑張ってもいない子に対しても気分が良くなるような事を言うのは指導ではなく、「おべんちゃら」です。
稽古中、おべんちゃらなんて絶対に言いません。
上手い下手は関係なく、頑張っていることを褒めます。
褒められると、もっと頑張るようになります。
頑張っている子が上達しないはずがありません。
ドンドン強く、上手くなっていきます。
そして、後輩などの弱者に対しても優しく接することができるように成長して行きます。
それが武道教育だと私は思っています。
話は変わりますが、今日の成合道場内室温は33℃でした。
今年の最高室温を更新しました☆
で、そんな悪環境の中、ジュニアクラスと一般クラスのそれぞれに出稽古生がありました。
今日はお疲れ様でした。
またいつでも来て下さい。
夏の成合道場はもっと暑くなりますが♪