第二回 全中国空手道交流大会

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暑い一日でしたが、みなさんお疲れさまでした。

恒例の戦績分析を。

まずは組手の部から。

45名エントリーし、43名が出場しました。
初戦を勝ったのが13名。
初戦突破率は、30.2%でした。
また、7名が入賞できました。
(優勝:2名、準優勝:3名、三位:2名)
この最近の交流大会では、初戦突破率は50%を超えることが多かったので、この結果は残念でした。
まぁ、初出場組や試合久々組が多かったから仕方ないというのもあります。
やはり、経験を積んで試合勘を磨いていないと中々勝てない時代になってきた、ということでしょう。

型の部。

15名出場し、3名が入賞でした。
(準優勝:1名、三位:2名)
他の人は、もっともっと努力しないと勝てない時代になってきています。

今回、一般中級の部の決勝戦において、理想的な応援と結果を得ることができました。
私がいつも言っていることは、「アレ」です。

一般中級の決勝戦の前、私が強制して当道場の生徒全員にMくんの応援のために集まれと召集を掛けました。

同じ道場かどうかとか、知っているかどうかではなく、香川中央支部生が、これから決勝戦を戦うひとりの香川中央支部生のために一丸となって応援する。
今後、これを当たり前のことにしてほしいです。

戦術アドバイス。
ひと突きひと蹴りに合わせた声援。
正確な時間経過の伝達。

優勝したMくんが試合後に、
「あそこまで応援してくれると、とても戦いやすかったです。」とお礼を述べていました。

いま、サッカーのワールドカップで日本が大健闘しています。
日本国中が応援しています。

ほとんどの人は、代表選手は赤の他人なのに。

「ナショナリズム」というものがあり、国際大会ではそれが特に強く現れます。
今回のような、県外への遠征試合の際、自分は香川県人だと、香川中央支部の道場生だと強く感じることができたでしょうか?
それができるようになると、応援がうまくできるようになると思います。
次回から、メインコートでの決勝戦の時は全員が自発的に香川の選手のコーナーに陣取って、今日したような応援をしてほしいと思います。

決勝まで勝ち上がる 
→ 一進一退の攻防を行う 
→ 大応援団の声援を受けて最後に相手選手を圧倒して勝つ 
→ 表彰式を経て、みんなに胴上げで祝福を受ける

今日のMくんの姿を見て、「カッコいい」と思わなかった人はいないと思います。
「あの先輩みたいになりたい」と思った人も多いでしょう。
家でテレビでサッカーワールドカップを見て日本を応援するのも良いですが、目の前のリアルな世界での感動を、当道場のみなさんにしてほしいといつも思っています。

今日、先に帰らないで最後まで居た人は良い経験ができたと思います。
Mくん、初優勝おめでとう!
また、みんなに感動を与える大仕事をこなしてくれてありがとう!

早起きは三文の得と言いますが、大会で最後まで居ることは、お金には替えられない得があります。

井上師範、石原師範、そして大会スタッフのみなさま。
今日は本当にお世話になりありがとうございました。
また、暑い中大変お疲れ様でした。
押忍。