四国・岡山地区+和歌山支部合同稽古

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稽古に出席されたみなさん、お疲れ様でした。

私は所用にて早退させていただきましたので、他道場の師範・先生方に当道場の生徒たちがお世話になったかと思うのですが、誠にありがとうございました。

今朝、そろそろ稽古に向かおうかとしている所に、☆くんから電話がありました。

何かあって、稽古に行けなくなったという連絡かと思ったら…

道場生のTくんのお父さまが亡くなられたとのこと。

そして、ご葬儀は本日の13時からだと。

合同稽古に行くべきか、それともご葬儀に参列させていただくべきか…

五十四歩の稽古ができることを楽しみにしている方がいるかもしれません。

しかし、Tくんは私の父が亡くなった時に、道場生みんなへの連絡やお花の手配等を全てしてくれた恩があります。

また、道場生のみなさんはあまり御存じないかもしれませんが、実は付き合いも古く、大学生時代を福岡で一緒に過ごしました。

親が亡くなる悲しみの深さは、つい先日に経験したばかりなので良く分かっているつもりです。

悩みましたが、合同稽古に行って型の稽古を済ませてからご葬儀に向かうことにしました。

西条から高松の東の端の方までの移動になるので、時間的に厳しいのですが…

喪主挨拶時、Tくんがお父様の晩年のことを語っていました。

亡くなられた年は68歳で、私の父と同じでした。

また、病院嫌いなところや、酒をダメだと言っても飲むところも私の父と同様で。

父の体の事を思って注意しているのに、反論されて口論になり…というところも、私の父と類似するところがあり…。

お互いに次男で、兄が県外に住んでいるというところも。

お父様に「ありがとう」と言いたかったのに言えなかった事をとても悔いている、そう言ってました。

私も、父にありがとうが言えなかったことがとても心残りです。

Tくんの心情を思うと、涙が溢れて止まりませんでした。

広い式場でしたが、式場内に御会葬者が全然入りきらず、外までたくさんの方がおられました。

故人様のお人柄なのでしょう。

Tくん、今はとても辛いと思います。

また元気が出てきたら、稽古に来て下さい。

社会人として、

父として、

男として、

お父様の分も頑張ろう。