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成合道場で審査会でした。
成合道場で審査会でした。
受審者の大半が白帯という審査会でした。
そういうこともあり、実技の間に「心の持ち方」を再三お話しました。
大切なことは、技ができるとかできないや、強い弱いだけではなく、今日私が話したようなモノの考え方ができるようになることです。
道場の仲間は、慣れ合うために居るのではありません。
互いに切磋琢磨するために居ます。
切磋琢磨しあった仲間だからこそ分かりあえる、友情や絆が生まれます。
先輩は、先輩だからと言ってただ威張っているのではいけません。
嫌われるかもしれないけど、愛情を持って後輩の悪いところは注意し、改善できるように導いてあげなければなりません。
注意されたことを逆恨みするような、素直さに欠けた人間の方が間違っています。
そして、正しい方へ導いてあげられるような、良い影響を与えられる人物にならなくてはいけません。
「自分さえ良ければいい」、「見て見ぬふり」が一番いけないことです。
後輩は、先輩の良いところをたくさん吸収しましょう。
自分が休憩している時でも、先輩が稽古している姿をしっかり見学できるようにならなければいけません。
「素直さの欠如」が一番いけません。
審査会では、先輩の力強く美しい技や、苦しい場面を乗り切る強い精神力を見ることができたと思います。
道場やクラスが違い、普段一緒に稽古をしていない上級の先輩の姿も見れたと思います。
白は、これから何色にも染まることができる色です。
だから、武道では白帯から始まります。
白帯のみなさんは、今日の気持ちを忘れず、今後精進を重ねて下さい。
そして、確固たる心技体を身につけ、筋金入りの人間の証である黒帯をめざして下さい。