学ぶ

キッズビギナークラスでは、稽古の冒頭に運動能力向上トレーニングを毎回行っています。

最初は基礎トレーニングから始まり、一年かけて高度なレベルまで上げていきます。

基礎トレがいつまで経っても出来るようにならない子がたまにいて、できるようにと私も色々と策を打つのですが、今年の子の大半がもう既に初歩の動作を全てできるようになりました☆

特に、ユウスケ(3歳半)が凄いです。

あの年齢でできるとは!

他には、ハルキとヒロアキもとても上手です。

ショウタロウとシンスケも、大きな声が出せるようになってきました。

ユウキはいつも元気よく稽古できています。

ユズキも確実にできる技が増えています。

リョウジはオレンジ帯なので、他のみんなとは別格の技量でした。

キッズビギナークラスは、ペースはゆっくりで、一つずつの技を確実に習得していくシステムで稽古を行っております。

礼法、立ち方、稽古に臨む姿勢から始まり、

中段突き、上段突き、上段受け。

今日は中段外受けまで稽古できました。

初めての子で出来る子はいません。

先生のお手本をよく見て、

説明をよく聞いて、

コツやポイントを習い、

何度も繰り返しながら…

これは空手だけにとどまりません。

このようにして、人はモノを習い、自分のモノとして習得していきます。

「教え上手」という言葉を聞きますが、

「習い上手」という言葉もあります。

よく見て、よく聞いて、コツやポイントを掴み、

そして一番大切なことである、

あきらめずに何度も反復練習する、ということ。

これが「当たり前のコト」としてできるように育てているのが、今の段階です。

基本の動作を教えながら、モノの考え方の基本も教えています。

「なんでうちの子はできんの!」と怒らないで下さいね。

みんな、自分なりに一生懸命稽古しています☆

遅かれ早かれ、夏ぐらいには、基本動作は全てできるようになっています。

また、「習い上手」になっているので、移動稽古の技もすぐにマスターします。

そして、秋頃には型です。

一番最初に習う型の「太極その1」は、一回の稽古でできるようになる子が毎年多数でます。

そして冬の昇級審査に挑戦!

年明けには、香川交流大会のルーキークラスで試合デビュー!

と、順調に育ってくれることを期待しながら♪

家の宝であるお子さんをお預け下さっている事に感謝しながら、

今日も厳しくビシビシと、

そして、明るく楽しく分かりやすくを第一に考え、

みんなの頑張りを誉めたり応援したりしながら、

私と子供たちの真剣勝負のキッズビギナークラスを終えました☆

一番短い稽古時間のクラスですが、私は一番エネルギーを消耗する、とっても疲れるクラスでもあります。

そして、一番元気をもらえるクラスでもあり、

一番学ぶことの多いクラスでもあります。

教えながら、実は私がたくさんのことを子供たちから学んでいて☆

だから、一番疲れるクラスなのかと。

みなさん、これからもよろしくね☆