解禁

明日は朝から稽古指導がありますが、年に一度のお楽しみなので…

1杯だけ、
いや2杯だけ、
ん~、3杯飲むかもしれないですが、
楽しみたいと思います☆
さて。
各道場のキッズクラスやビギナークラスで、組手の稽古が始まっております。
といっても、サポーターの付け方の練習ぐらいですが☆
春から、基本・移動・型・ミット打ちで身体を練ってきました。
体力も精神力も上がってきました。
次に鍛えるのは、
コミュニケーション能力です。
組手の稽古は、他人を傷つけるための練習ではありません。
もちろん、
空手道の稽古ですから、突きや蹴りを相手に出します。
大切な事は、相手の力量や心の状態を読みながら出す、と言う事です。
組手の稽古は、
相手の気持ちを理解できるようになる為の訓練、とも言えます。
自閉的な子は、組手の稽古がとても苦手になっていくケースが多いです★
いわゆる、ADHDやアスペルガー症候群、と称される子たちです。
のび太タイプの子は、相手を見る事が出来ないので受けができません。
もちろん、攻撃も出来ないのでやられる一方です。
のび太タイプの子のもう一つの特徴が、
鬼ごっこが出来ない、というものあります。
ジャイアンタイプの子は、誰が相手でも、フルスイングで技を出します。
弱い相手にはめっぽう強いです。
これはこれで困りモノなのですが★
で、
相手が技を出すタイミングが読めないので、受けがもの凄く下手です。
しょっちゅう上段蹴りをもらいます。
そして、中段や下段を効かされて倒されます…
「ジャイアン」タイプと書きましたが、
このケースのジャイアンは、テレビアニメのジャイアンのように、
必ずしも「ガキ大将」タイプというのではありません。
簡単に言うと、親のコントロールが効かない子、です。
もの凄く頑固で、親の助言に全く耳を貸さない強情さを持っています。
そういう意味で、コミュニケーション能力が著しく低いのです。
両タイプの子ともども、
相手の思考を読みながら、技を掛けあう事の面白さを理解できないので、
組手が始まるとパニック状態になり、早々に泣き始めます…
試合も「型は出るけど組手は出ない」と言って、
益々自分の殻に閉じこもっていきます。
で、空手が嫌いになっていきます★
どのように導いてあげたら良いのか、未だに悩んでおります…
今期も、たくさん悩ませて下さいね。
みなさんが向上できるように、
空手が好きになるように、
コミュニケーション能力が向上するように、
全精力を尽くして稽古指導させて頂きたいと存じます。
昨日のブログのコメントを書いてくれた「ゆうき」くん。
どなたでしょうか?
うちの道場生の、
歴代、最も多い名前ナンバーワンが「ゆうき」なので。
(ちなみに、2位は「まなと」です。)
私が道場を開いてすぐの頃、
3才で入門してくれた「ゆうき」くんなのかな、と思っているのですが。
今は中2かな?