武道

何年前だったか忘れましたが、参段の昇段審査に向けてガンガン稽古していた時期の事です。
右肩を痛めました★
肩の中の方で、「ブチッ」て音がして…
そこそこに治るまで、約2年かかりました。
もちろん、その間も稽古してました。
なぜなら、武道家だから。
私もいつの間にか年を重ね、
よそ様の大切な娘さんを妻として迎え、子の親となりました。
守るべき、家族が出来たワケです。
経済的にももちろんだし、
様々な意味で、
自らの命に代えても守らなければならない存在が。
息子たちが私より体が大きくなり、
そして強くなるまで(経済的に自立できるまで)、
私が家族を守らなければなりません。
もしも家に強盗が入った時、
右肩が痛いから戦えません、などとは言えません。
今の自分が出来る事で戦わないといけません。
もしも戦争になり、他国の兵士が我が家に侵入してきたら、
どうやって守り抜くか?
勝つ必要はありません。
でも、守り抜く必要はあります。
強盗とか戦争とか、突拍子もない話を出してすみません☆
でも、
それが、私の私自身の稽古のモチベーションですし、
他人にうつる病気以外では稽古を休まない事と、
無理をしすぎて、ケガをしてしまわないように稽古量をコントロールする事、
武器術の稽古も並行して行っている理由です。
1年前の11月、息子ととあるスポーツをしていて、左肩を痛めました★
せっかく右肩が治ってきたトコなのに、今度は左肩です(泣
私の組手の主武器は左の突きなので、組手の稽古に大きな支障となるケガでした。
1年が経過し、少し回復してきました。
昨日、久々に強めにミットを打ちましたが、まぁまぁ打てました♪
腕立て伏せはまだ半分ぐらいまでしか下せませんが、だんだん出来るようになっています。
40歳を過ぎると、ケガはそう簡単には治りません。
特に、肩のケガは1年ぐらいでは治りません。
肩は球関節で、様々な筋肉や骨の組み合わせで構成されている関節なので。
治すためには、焦らずにゆっくりじっくり、です。
自分に合う治療法やリハビリ法を探すことも重要です。
そして、肩が痛くても出来る稽古は山ほどあります。
大切なモノを守るため、
工夫と努力と強い気持ちが何より必要です。
もしも私が、自身の稽古を止めるような思考になってしまったら、
道場生のみなさんに対し、「がんばれ!」という言葉を言う資格はないでしょう。
これから更に加齢して行き、体力も柔軟性も落ちていくことは目に見えていますが、
その時にできる事を、しっかりと頑張って行きたいと思います。
なぜなら、
守るモノがあるから。
そういえば、
今もバリバリと稽古されている、ある高齢の師範が仰っていました。
「老いで衰えるんじゃない。
 みんな、何やかんや理由をつけて、
 稽古しなくなるから衰えるんだ!」と。
さて。
今日は西道場の稽古でした。
キッズクラス、8割がた女子です☆
型の稽古が大好きな子が多く、ドンドン上達中です。
そして、組手系の稽古にも積極的で♪

明るく楽しく稽古してくれるので、私も稽古指導をしていてとても楽しいです♪
ジュニアクラスは、今日は基本稽古と移動稽古は省略し、
型の稽古を50%、組手系の稽古を50%で。

りょうくん、れいくんの型がとても上手くなってきました♪
それにより、組手もバランスが良くなり技が多彩になってきました☆
支部内や香川大会で、型の部にも出てみてはどうでしょうか?
きっと、良い経験が積めますよ☆
ゼネラルは写真を撮り忘れましたが、今日はジュニアクラスと同じ配分で稽古を。
型は平安その1から十八まで。
ミット打ちや限定組手、自由組手、数の多い補強稽古まで。
みなさんお疲れさまでした☆
ゼネ後、仕事を終えて道場にやってきた池ちゃんとトレーニングを。
スピードやスタミナでは到底かないませんが、もう少し悪あがきしたいと思います☆