習慣

習慣という言葉があります。
空手だけでなく、勉強や仕事やスポーツにおいて、
努力はしているけど、結果が報われないという事があります。
それは、大切な根本が間違っているか、足りないから。
その根本と言うのは、「習慣」です。
元気よく挨拶をしていますか?
相手が気持ちよくなるような返事が出来ていますか?
後始末はいつもきちんとしていますか?
靴を脱ぐ時、きちんと揃えていますか?
人の話をよく聞いていますか?
お手本や周囲をよく見ていますか?
感謝の気持ちで掃除に取り組んでいますか?
何年も稽古に来ているのに、残念ながら強くならない子がいます。
その子らは、上記の7項目のうちの多くが出来ていません。
根気よく接して行かないと、習慣は中々変わるモノではありません。
うまく導いてあげたいものです。
さて。
先日の大会を経て、
「強くなるにはどうしたら良いのか?」とのご質問をいただく事が増えてきました。
家で練習したら良いのか?とも。
まずは、道場での稽古をきちんとしましょう。
その前に、
姿勢を正しくする事と、
よく聞くと良く見るが出来ないといけません。
関係ないと思うかもしれませんが、履物を揃えたり、カバンをきちんと置く事も大切です。
そして、稽古後の掃除に心をこめられること。
その上で、空手の技術や体力の養成です。
心がキレイでなければ、勝ち上がる選手にはなれません。
上記のような環境を、週2回は作って頂きたいです。
週1と週2では、稽古量は2倍の差になります。
成長速度はといいますと、稽古量の2乗になります。
つまり、4倍ぐらいになります。
全四国大会などの大きな大会での活躍を期待するならば、
週3回は必要かと。
2乗すると9です。
週1回の子の、約9倍の速度で成長していきます。
というと、毎日稽古した方が良いと考えるかもしれません。
小学生の場合、今後の健やかな成長を考えますと、
同じ運動をしすぎて、関節や腱に過度な負荷をかける事はおススメしませんので、
週に4~5回ぐらいが限度なのかと思います。
2日やって1日休む、というペースが作れれば最適なのかと思いますが、
中々そうもいかないのかと。
いずれにしても、週1回よりは週2回の道場通いから始めて頂けたらと思います。
週1の4倍速で、心も体も成長して行きます☆
ちなみに、私は家練はおススメしない派です。
うちの息子たちも、家では一切練習させません。
道場での、週3回の稽古のみです。