段級

この前に冬季審査会を終えたばかりですが、
春季審査会のお知らせです。
香川中央支部では、年に4回の審査会を実施しています。
春と秋、本部道場である高松西道場で行います。
昇段審査は、
受審許可者がいる場合、春と秋の審査会時のみ行います。
そして、
夏は坂出地区で、
冬は丸亀地区で実施しています。
ですので、原則的には、
坂出地区のみなさんは、夏が年に一度の審査会時期となりますし、
丸亀地区のみなさんは、冬が年に一度の審査会時期となります。
道場生数の多い高松地区は、春と秋の年に二回の機会があるというワケです。
前置きが長くなってしまいましたが、
3/19(日)に、高松西道場にて昇級審査会を行います。
今回は昇段審査対象者がいませんので、昇級審査のみとなります。
で、修了検定です。
3/12は全九州大会が佐賀県であり、池内君が出るので私も応援に行って来ます。
3/5は東京の総本部道場で昇段審査会があり、師範代が受審しますので私も随行します。
となりますと、
2/26しかない、ということに。
急なお知らせですが、2/26(日)に、高松西道場にて修了検定を行います。
修了検定とは、審査会の予行演習みたいなモノです。
審査を受けようと思っている人は、ぜひ参加して下さい。
大きくレベルアップできますよ☆
同時に、後輩たちの為に来てくれる先輩たちも募集します。
ちなみに、
修了検定に、後輩たちの為に来てくれる子が後に大きく成長しています。
来ない子は、
全く逆の感じで…★
さて。
どの位の稽古回数で昇級審査を受ける事が出来るかといいますと、
個人差もありますが、白帯から黄帯までは、
習得の早い子は20~30回の稽古回数でしょうか。
週2回以上来るとして、4~5か月ぐらいかと。
週1回の子や年少の子は、10か月~1年ぐらいは必要かもしれません。
上級受審になると、技術の習得だけでなく、「強さ」が必要になってきます。
緑帯以上を「上級者」と、当道場では呼んでいます。
では、緑帯を受けるレベルとはどれぐらいのものか?、と。
黄帯同士の組手が普通にできるレベルかと、私は考えています。
「普通に」というところがポイントです。
攻撃だけでなく、
防御だけでなく、
攻めながら受け、受けながら攻めるといった、
「攻防」が出来るようになっているレベルです。
茶帯(2級)を受けるレベルは、
同じ道場の緑帯の中で、一番強い位になったら受審する時期かと私は思っています。
もちろん、黄帯以下に自分より強い子は誰もいない、と。
緑帯以下の中では最強になれた、と。
そして、茶帯や黒帯にはまだ敵わないけど、それなりに組手ができるレベル、と。
1級は、2級で1年以上きちんと稽古した人が受ける事が出来ます。
ここまで来たら、かなり強くなっているはずです。
1級取得後も直接の師の教えをきちんと守り、
正しい稽古を積み重ねる事ができていたら、
益々強くなっているはずです。
かなり強くなって、大会で優勝できるレベルまで向上した頃、
初段挑戦のチャンスが巡ってきます。
当道場の規定では、小6から初段取得が出来ます。
とは言っても、
小学生で初段を取得出来たのは、実は今まで一人しかいませんが…
そして、
20才以上で、初段取得後に2年以上の稽古(稽古回数でいうと600回が目安)をしている者に、
弐段の受審資格が与えられます。
参段は、
弐段取得後に3年以上の稽古(稽古回数でいうと900回が目安)をしている者に受審資格が与えられ、
総本部道場での受審となります。
どの段級位もですが、最も大切なのは「人間力」です。
「損得」ではなく、
「善悪」を基準に判断ができる人間である事。
利他の心を分かっている事。
強くなりたい、
誰よりも優しくなりたい、と思っている事。
そして何よりも、心がキレイであること。