雑巾、ありがとうございます

ひよりちゃん、たいちくんから雑巾をたくさん頂きました☆

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各道場にて募集させて頂きたいと思います。
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さて。
この前の日曜日の大会でもありましたし、この最近の大会を見て思う事があります。
選手宣誓でよく聞かれる言葉の、
「正々堂々と、最後まで戦うことを誓います」に、反する子どもが多く見られるという事です。
技ありを先取した後、場外逃げを繰り返す子。
同じく、技ありを取った後は、転倒逃げを繰り返す子。
中段に突きや膝蹴りが入ったように見えるのですが、股間を抑えてピョンピョンする子。
下段蹴りが太ももに入ったように見えるのですが、同じく股間を抑えてピョンピョンと。
注意1を取られるまで、押してからや掛けてからの膝蹴りを連発する子。
そして、顔面パンチアピールが過剰な子。
ボクシングの失神KOみたいな倒れ方をして、相手が減点になったとたんに復活して猛ラッシュ…
選手に、
正々堂々と、
最後まで戦う事を、
きちんと教育しないといけない時期に来ているのかもしれません。
我々が行っているのは、ゲームでもスポーツでもなく、
武道であるという事を、出場する選手全員に認識させなければならないのかと。
子どもさんを空手道場に入門させようと思ったその昔、
損得(目先の利益)で動く人間になってほしいとは思わなかったはずです。
正しい価値観を持ち、善悪の判断がきちんとできる、
心身ともに清く正しい人間に育ってほしく思い、空手道場に入れたのではないでしょうか?
子は親の鏡です。
親が異常に過熱してしまい、本来の目的から大きく逸脱するような事があってはいけません。
試合は、目的でも最終地点でもありません。
目的を達成するための、手段の一つです。
空手道修行の目的は、人間力の向上です。
特に、
子どもは子どもらしく、正々堂々と元気いっぱいに稽古と試合を楽しんでくれれば良いと私は思います。
負けて叱られている子をたまに目にしますが、
叱るのは負けた時ではなく、正々堂々と試合をしなかった時じゃないんでしょうか。
勝ちたいがあまり、反則アピールや掛け逃げを繰り返す子を見ると、
怒りとかではなく、なんでこの子はこうなってしまったんだろう?と
せつない気持ちになってしまいます…