環境が人を作る

今日は丸亀南道場で稽古指導を。
子どもクラスは、基本稽古を中心に身体の使い方をじっくりと稽古しました。
最年少・4才の「ひびきくん」の成長が目覚ましいです♪
彼は私の説明をよく聞いて、
私や先輩の動作をよく見て真似て、
本当に一生懸命に稽古してくれています☆
もちろん、
まだ4才ですから、理解力は当然4才児のモノです。
今日が9回目の稽古でしたから、
当然ですが、上手ではありません。
でも、凄いです!
これだけ一生懸命に稽古してくれていたら、
必ず上手くなるし、とても強くなります☆
将来の、丸亀南道場のエース候補です♪
7月17日の支部内練習試合、ぜひ白帯演武で参加してほしいと思います☆
普段、稽古を見る事ができないご両親に、そしておじいちゃんやおばあちゃんに、
武道家として一歩踏み出した姿を見せてもらえたら♪
支部内練習試合ですが、
ゼネラルクラスの各カテゴリーの組手試合、
ジュニアクラスとキッズクラスの各カテゴリーの組手試合を行います。
それにプラスして、
ジュニアとキッズとキッズビギナーの子の「演武披露」を行っています。
演武は、帯色別で行います。
白帯のみなさんは、基本稽古(手技7種+足技7種)を行います。
今春に新入門のみなさんも、ぜひご参加ください。
子どもたちは、演武に参加するという目標を持って普段の稽古に臨んでもらいますと、
稽古の集中力が倍増します。
保護者さまには、お子さんの成長した姿を見て頂きたいです。
そして、空手の試合というモノを見てほしいです。
我が子と1~2才しか変わらない子が、こんなにしっかりしているのか、と。
こんなに努力が出来るのか。
こんなに身体が強くなり、心もとっても強くなるのか、と。
5年生や6年生で、緑帯や茶帯を締めている子の試合や演武もぜひ見て頂きたいです。
大人顔負けで、「小学生がここまでの事が出来るのか!?」とビックリするはずです♪
百聞は一見に如かず。
そして、
百見は一触に如かず。
100回聞くより、ライブで1回見る事です。
それよりも、
100回見るよりも、1回やってみる事です。
魂のレベルで、
何か感じるモノが必ずあるはずです。
うちの道場で黒帯を取得し、社会で活躍している人材はたくさんいます。
黒帯取得まではいけなかったけど、人生の舞台で夢を叶えて活躍している人もたくさんです。
素晴らしい先輩がたくさんいます。
その先輩のみなさんも、
この支部内練習試合が、「はじめの一歩」でした。
これをジャンプ台として、後に大きな成長をして行ったのです。
逆に、僅かな期間で道場を去って行く人は、
支部内練習試合を避けてしまう人です…
「上手くなったら」、「強くなったら」、「勝てるようになったら」…
挑戦しないのだから、現実に直面する事はありません。
現実が分かっていないから、普段の稽古も身が入っていません。
結果、
上手くも強くもならないし、永遠に勝てるようにはなりません。
残念★
幼い子は、身近な人が喋っている言葉を聞いて日本語を覚えていきます。
また、
その他の様々な事も、身近な人が取っている行動や言動を見て覚えていきます。
人は、「親からの遺伝が2割、育った環境が8割」で出来上がると言います。
「環境」、とても大切です。
私が支部内練習試合を年2回開催しているのは、
通常の稽古だけでは足りない、「強くなる環境」を作る為でもあります。
保護者のみなさまには、お子さんが強くなる環境に身を寄せるように導いてほしいとお願い致します。
道場生の子どもたちは、心身ともに強くなるように頑張りましょう。
みなさんが強く逞しく成長する事は、最高の親孝行になります☆
最近の大きな悩み事を書きます…★
実は、
某中学校の不良グループが、小学生の頃にうちの道場生だった子がたくさんだとか…
その子らは、「俺は新極真で空手をやってるから強い」と言ったり、
道場のTシャツを着て徘徊したりしているとか。
「全国大会でベスト8に入った」とかも言っていると聞きました。
事実を書きます。
その子たち、確かに道場に在籍していました。
小学生の頃の話で、中学生になってからは辞めています。
そして、
全国大会ベスト8どころか、全四国大会に出た事も無ければ、香川大会にも出ていません。
というか、
「試合が怖い」と言って、支部内練習試合にも出た事がありません。
支部内練習試合には出た事はあるけど、1回も勝った事が無い子もいます…
彼らに対して、残っている私の印象では、
「組手が苦手で、強くなれなかった子(弱かった子)」、という感じの子たちです。
そして、
退会の手続きにはお母さんだけが来て、本人は来なかった子たちです。
彼らは、自分が本当は弱い事が分かっているのでしょう。
ちょ
っとしたもめ事になると、いきなり殴りかかるそうです。
聞いた話では、学校の先生まで殴ったとか蹴ったとか…
私がその中学校に出向いて、一人ずつ殴り倒してやろうかと思いました。
でも、それも根本の解決にはなりませんよね…
結局は、家庭・親子間の問題なのです。
支部内練習試合への参加、実は大きな分岐点です。
勝ったら、「勝って兜の緒を締めよ」でさらに頑張る。
負けたら、次は勝てるように、親がサポートしながら頑張る。
勝ちも負けも、今後の成長の糧にするのです。
今春に入門のみなさんは、近い未来の自分を見て下さい。
今日は短文にするつもりが、いつもにも増して長文になってしまいました★
すみません。
が、これが私の支部内練習試合に対する思いです。
毎年冬に開催している香川大会とは、全く違う思いで行っています。