空手の楽しみ方

「空手、面白いなぁ」。
今さらですが、今日改めて感じました。
                 

朝の型クラス、試合や審査などを全く対象としていない稽古をしています。
だからこそ面白い。
目指すは生涯現役☆
あれこれと稽古プランが頭に浮かびますが、
「キツ過ぎない&難しすぎない」がこのクラスのテーマです。
先人が遺して下さった空手道の稽古に真摯に取り組む事と、
長く続けることが目標です。
                 

それを、「空手の稽古を愉しむ」と言うのかと思います。
                 

夕方からの子どものクラス。
キッズクラスの稽古の冒頭は、靴をきちんと揃えるところから。
靴と帽子は、脱ぎ方に人間性が出ると言われています。
脱ぎ方、置き方、とても大事な事です。
                 

準備運動、基本稽古、移動稽古、型稽古。
組手の稽古は、実力差の大きい子と組んで。
受けてあげる、教えてあげることで先輩は学んでもらい、
後輩は先生からだけでなく、先輩からも学んでもらう事で気付きの機会を増やして。
キッズクラスは、
他者との競合よりも、自己を高める稽古がメインです。
強くなるのはもちろんですが、優しい子になってもらいたいので。
もちろん、賢い子にも。
子どもたちが成長していく姿、頼もしいです。
                 

ジュニアクラスは基本稽古と補強運動で大量発汗。
後半は組手稽古をたくさんで、更に汗を流してもらいました☆
子どもたちが苦難を乗り越えて頑張る姿、昭和の小学校の感じです。
失敗してもいいです。
失敗から学ぶ事の方が多いのだから。
結果を恐れずに、困難に挑める子になってほしいです。
                 


                 

ゼネラルクラスは、基本・移動・型・組手・ミットのオーソドックスメニューで。
老若男女、同じメニューでしっかり心身を練磨して頂きました☆
年齢や性別に関係なく、一同に取り組める空手の稽古って、考えて見ると凄いですよね。
                 

稽古後の自主トレタイムは、各自が思い思いのトレーニングに取り組みます。
型、ウエイトトレーニングやケトルベル、サンドバッグ、ミット、鏡を見ながら技の稽古・・・
自主トレが大きな飛躍の元になりますから、短時間でもコツコツと積み重ねていってほしいです。
                 

もちろん、5月の国際大会出場組は猛特訓タイムになります☆
合宿の疲れもある中、そうご初段は記録更新☆
こころ初段も記録更新☆
確実に強くなっています。
                 

で、今日はりょう君もココに混ぜてもらって♬
今までの人生で、一番苦しい時間を過ごしたかと思います☆
明日、強烈な筋肉痛に見舞われるかもしれません。
でも、その痛みの分だけ強くなってますから☆
                 

道場にある様々な設備を使ってそれぞれが自己を磨く時間は、まさに無駄がありません。
道場という空間とそこで過ごす時間、実に有意義です☆
                 

空手にはたくさんの稽古があります。
全てを行うのは大変ですが、
年代によって、重視する所が移り変わって行くのを楽しむのも良いかもしれません。
それが、長く続けるコツの一つなのかも。