成長

日によって気温の寒暖差の激しい日々が続いていますが、
みなさんは体調など崩されていませんでしょうか?

今日の私は丸亀南道場へ稽古指導に。
キッズ&ジュニアクラスは、強度低めの技術多めの稽古進行にしました。
           

うちの道場の幼年のお子さんには、自分の事は自分でやる、と指導しています。
当然ですが、全てが完璧に出来るはずがありません。
出来ない部分は、私がお手伝いします。
ただ単にお手伝いするのではなく、教えながらお手伝いしています。
もちろん、1回や2回や3回ぐらい教えて出来るはずもありません。
出来るまで、じっくりといつまでもお付き合い致します♪
私はみなさんに、「やれば出来る」と説いています。
逆に言うと、「出来るまでやる」になります。
で、私の立場に置き換えますと、
「出来るようになるまで、いつまでも教え続ける」です。
           

Aパターン(優しめ)でダメだったから、次はBパターン(厳しめ)にしよう。
いや、Cパターン(あまり干渉しない)の方が良かったかな。
これもダメだったら、新たな手を考えなければ・・・
           

私も実は、
新入会のお子さんとお会いする稽古前に、戦略をかなり練っております☆
全ては、
家の宝である大切なお子さんをお預かりして、
「強くする」という重大な任務を全うする為です。
           

で、今日。
今春から幼年・年中になったみなさんの成長がとてもはっきりと見えるようになってきました。
           

まず始めが、自分で出席簿に名前を書けるようになってきた事です☆
なんと、帯もきちんと自分で締めています☆
           

稽古前、今までのように私が教えながら帯を締めてあげようとすると怒られました。
「やめて、自分で出来るのに!」と。
見ていると、「うーん・・・」と悩みながらも、上手に帯を締める事が出来ました。
めちゃくちゃ嬉しかったです♪
           

子育って、
無関心はダメですが、
過保護・過干渉はもっとダメになります。
           

育つ環境を与えてあげる事、
とっても大切な事です。
           

「躾(しつけ)」という言葉があります。
では、躾とは何でしょうか?
答えがあります。
「挨拶・返事・後始末」の三つです。
これが出来るように指導する事を躾と言います。
           

では、「教育」はどうでしょうか。
教育とは、自立出来るように導く事、です。
教育の目的は、自立なのです。
偏差値の高い高校や大学にお子さんを入れる事ではないのです。
この辺りを理解していない方が、おかしな方向に進んでしまいます・・・
           

私の道場のジュニア・キッズ・ビギナーの各クラスでは、
「躾」と「自立」を主眼に置いて、稽古指導をしています。
ビギナークラスですが、
毎年3~5月は、じっくりとゆっくりと稽古指導をしています。
実は、初心者のこの時期がとても大切なのです。
子育てでも、3才までに両親からたくさんの愛情を受けて育った子が、
明るくて前向きな性格になり、4才以降も順調に成長するというデータがあります。
何事も最初の時期、大切なのです。
           

ゼネラルは基本・移動で「空手体」をしっかり作り、
後半は上段蹴りをスムーズに出せるようになる為の稽古と、ライトコンタクトのスパーリングを。
稽古後も、道場の設備をフル活用して頂いておりました☆
           

さて。
           

明日(土曜日)の朝練(丸亀南)は、平常通り行います。
ですが、次週(4/20)は、全四国大会前日につき自主トレとします。
全四国大会前日の来週は、終了時間もやや早くする予定です。(11時30分ぐらい)
ご確認を宜しくお願いします。