自分だけのモチベーション

こんばんは。
西尾総悟です。
池内先輩からバトンを受け取りました!
自粛期間ということもあるので、自分を見つめ直すためにも練習に対する気持ちの面で自分が良かったなと思った話をしたいと思います。
コロナ予防の為にアロマ加湿器を購入しました。

        

自分が空手の練習をする上で、
また実力を向上させる上で1番大切だと思うことは、
自分だけのモチベーションを作ることだと思います。
これがどういう事かというと、
練習に行く理由付けが常に必要だと言うことです。
手っ取り早い理由付けは試合だと思います。
試合に向けて練習に行く。
試合で優勝するために練習に行く。

        

心が強い人は最初からこのモチベーションで良いと思います。
ですが、それに見合った練習量を体で感じた瞬間に心が折れてしまう人も多いのではないでしょうか。

        

自分も最初はそうでした。
追い込みの練習の前は緊張で体が尋常じゃなく重く感じたり、
練習に行くことがキツく感じるときがありました。
練習が終わったあとは凄い爽快感で来てよかったと感じるのですが、
練習前の道場までの道のりがすごく早く感じる時期がありました。

        

今考えるとこの時期は練習のしんどさで気持ちが押し潰され、
心の底から「試合で優勝したい!」と思いきれていなく、
いわゆる練習のための練習になっていたのかもしれません。
この気持ちでは駄目だと思い、
自分で練習に対する気持ちを試行錯誤したのですが、
なかなか納得の行く練習への取り組み方が見つかりませんでした。

        

そんなときにふと学校の友達と腕相撲をしたときに負けてしまいました。
周りからみたら些細な事かもしれませんが、
自分の中ではかなりの屈辱でした。
これから自分はもっと体を鍛えたいと自主的に思うようになり、
何故か空手の道場までの道のりが少し近くなったように感じたのを覚えています。

        

結論を言うと、
空手を始めたばっかりであったり、
まだ自分に自信が持てないなと感じる方は、
練習に行く理由を自分のメンタルと相談して、
自分なりに決めて良いと思います。
腕相撲が強くなりたい、
走るのが早くなりたい、
体育祭で活躍したい、
好きな女の子にモテたい、
体がムキムキになりたいなど。
大事なのは自分が練習に行きたいと自主的に感じる1番のモチベーションを作ることが大切なのです。

        

これを聞いたときに、
じゃあ腕相撲で勝ったり、
走るの早くなったら練習に身が入らなくなるのではと思う人がいると思います。
しかしこれが、空手の練習をやっているからか分からないんですが、
モチベーションをもって練習をしていると、
腕相撲や走るの以上に空手が強くなっている実感がすごく沸いてくるんです。
これが自分が空手が楽しくなったきっかけでもあります。

        

最初は腕相撲や、ムキムキになりたいと言う小さな理由だったのが、
自分が少しずつ強くなっていると実感し始めたことで、
自然と自分から試合で優勝したいと思うようになりました。
この自主的に思う、優勝したいという気持ちは練習の際に凄いエネルギー源になります。
最後の30秒ラッシュで、気持ちが折れなくなります。

        

話が長くなりましたが、
これは自分の実態件であって、
みなさんの練習に対する気持ちの変化の手助けになればと思い、
喋らしてもらいました。

        

あくまで気持ちのことなので、
最終的にはみなさんには世界で活躍できる選手に自分はなってほしいと思ってます。

        

くれぐれも支部のそれぞれの個人目標にムキムキになりたい、
女の子にモテたいなどと書くのだけは絶対にやめてくださいね(笑)

        

そこは自分の目標とする試合をでかでかと書いてもらい、
心のなかで練習に対する小さなモチベーションをもってもらえたら嬉しいです。
最後まで見てくださってありがとうございました!

        

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大山倍達総裁のご命日の今日でありました。
そんな今日は、
大山総裁の直弟子で、
大山総裁から支部長の指名を受けた三好一男師範の直弟子の、
そうご初段が投稿してくれました。
小学生の頃から、各種大会や四国・岡山合同稽古で一生懸命に頑張る彼とお父さまの姿を見ておりました。
そんな彼が、
大学進学のために、高知支部から香川中央支部へ移籍して来てくれました。
香川での大会・試合時は、いつもお父さまもスタッフ仕事をする為に高知からお越し下さいます。
本当にありがたいです。
子の成長の為には、小学生までは親の努力が90%以上。
中・高と成長するに従い、親は徐々にフェードアウトして、
本人の意思に任せていく。
そしていつの日か、上手に独り立ちさせる。
私もお手本にしたい親子関係であります。