日曜日の練習試合を終え、良い方向に変化・進化している子が多く見られます。
幼い子に対し、完全な自由意思で稽古させますと、ほとんどの子は真面目にしません。
「ふざけ」に走ってしまう子が大半で、「さぼり」や「怠け」が後の半分です。
厳しく教えますと、ほぼ全員が真面目に稽古をしますが、笑顔は無くなります。
楽しくないモノは続かないもので、結局、上達も向上もみられないまま去っていったり…★
逆に、
楽しいだけでは、空手道場に期待を寄せてお子さんを預けて下さっている、
親御さんの期待に沿うことができないワケで…★
指導者としましては、この当たりのサジ加減がとても難しいところです。
ですが。
自由意思にも関わらず、
やる気満々で道場に来て、私の説明やお手本をじっくり見聞きしてくれるように変化することがあります。
そのきっかけの多くが「試合」だったりします。
ですので、特に子どもには試合への積極的な挑戦を勧めております。
「勝っておごらず、負けて腐らず」の精神で、これからも精進を続けてほしいと思います☆
「何でうちの子は…」と嘆いている保護者の方を見ましたが、
現在は過去の結果で、未来は現在の結果です。
子どもの「強さ」は、父親が子どもにどのように接しているかが鍵になります。
あるところで聞いたお話によりますと、
「うちの子は精神年齢が幼すぎて…」とか「本当に弱虫で…」と仰る方の多くは、
父親がとても甘かったり、
父親がほとんど育児に参加していなかったり、
じいいちゃんばあちゃんがメインで育児をしているケースがほとんどのようです。
お父さんの役割り、実はとても重要です。
強い子のほとんどのお父さんは、厳しいけど優しく接しておられるように見えます。
優しさがあるからこそ、わが子の将来を思い厳しく接する事ができる、というのでしょうか。
といっても、事情により父親不在のご家庭もあります。
お悩みのご相談等がありましたら、遠慮なくお声掛け下さいませ。
子育てや教育に、絶対の正解はありませんが、明らかな間違いは存在します。
子どもたちの将来の為に、最善を尽くせるようにしたいですね。
さて。
「現在」は過去の結果です。
現在の結果である「未来」を良くしようと思うなら、
「現在」から始めましょう。