型競技の判定

丸亀南道場の子どもクラス、基本・移動の後はミットを多めに。
ポイントを取る技とダメージを与える技に分けて、
それぞれを稽古しました。
全四国大会で使えるように稽古して行きましょう!

           

ゼネラルクラスはかなり少なめでした★
こういう時は、いつもと違った稽古進行にします。
今日は、型稽古をかなり多めに行いました。
三種類の型を稽古しましたが、
各型で学ぶ身体操作や技をじっくり解説し、
それが出来るためのコツをしっかり伝授。
前半40分を型に使い、後半の30分を全て組手稽古に費やしました。
で、稽古後。
出来上がったポスターを持って集合写真を。

ポスター、出来上がっています☆
チラシと同じデザインです。
           

「道場版」(高松西、高松東、高松中央、丸亀南、坂出)と、
「教室版」(高松北、ジョイフィット丸亀)があります。
           

お知り合いのお店など、人目につく所に貼っていただける方、
ご協力を宜しくお願い致します。
           

高松中央道場では、昇級したそらくんを中心に記念撮影♪

昇級おめでとうございます!
稽古後の自主トレも、全四国大会出場組を中心に頑張ってくれているようで嬉しいです☆

           

さて。
香川県空手道錬成大会の型競技の判定に対するクレーム、というかご意見を多数頂いております。
まず言っておきたいのが、
私はそれを否定しません。
クレームや疑問、あって当たり前のことだからです。
型競技に真剣であれば、必ずあることなので。
(ただ、試合会場でのソレは、お控えいただくようにお願いしております)
           

型の判定ですが、
100の持ち点があるとして、
赤が70、白が30、というような感じで優越が付くイメージです。
中には100対0のような極端な例もありますし、
60対40や、55対45などもあります。
そして、50.1対49.9の場合もあります。
           

超僅差なのですが、旗は5-0になったりします。
           

3-2や4-1なら分かるけど、
ほとんど差が無いのに、
なんで5-0なんですか?と問われる事があります。
上記を読んで頂けると分かると思いますが、
ほとんど差が無くても、5-0になる場合もあるんです。
           

組手競技でもそうですが、
審判の好みというモノがあります。
私の場合ですと、
組手競技で最終延長までもつれて差がほとんど見られない場合、
体格にモノを言わせて前に出る選手よりも、
きちんと構えて、
きちんと相手の動作に反応する、
技術が正確な選手に旗を上げる事が多いです。
試合態度が悪い(礼が雑、反則アピールが多い、セコンドの声が汚い)選手には、
旗を上げたくなくなってしまいます・・・
           

型競技でも同様で、
型ですから、組手以上に技術が正確な事が第一で、
それと同等に、型演武から感じるスピードとパワーと気迫で評価します。
互角に感じる場合は、
どちらの選手の方が、
この型の稽古を数多く積み重ねてきたか、を感じ取って旗を上げます。
(あくまで想像なので、演武から感じるモノだけが参考になりますが)
           

組手と大きく違う点が、引き分けが無い、という事です。
本当に超・超・超僅差でも、審判は赤か白のどちらかに旗を上げなければなりません。
その結果、
たまたま、5-0になることもありますし、
3-2に旗が割れる事もあります。
3-2の場合、審判が違えば2-3だったかもしれません。
型競技には、こう言った側面がある事をご理解下さい。
           

我々審判をする立場の者も、より正確なジャッジが出来るように日々精進しなければなりませんし、
より良いジャッジが出来る判定システムを考えて行かなければと思っています。
           

型競技の判定にご不満に思われる事もあるかと存じますが、
誰がどう見ても支持される型を打てる選手になれるよう、
私も指導を頑張りますのでご理解下さればと思います。