今年はコロナ禍でことごとく行事が中止になりました。
そんな中、規模を縮小し、時間を例年よりも短縮した形ではありますが、
2年ぶりに昇段審査を行う事が出来ました。
池内初段は、弐段昇段を目指しての受審。
7勝13引き分け無敗の好記録でした。
最年長の藤田1級は、10人組手は免除でも良いですよ、という私の提案に、
「いや、他のみなさんと同じでやらせて下さい」と。
1勝7分け2敗で見事完遂しました。
竹本1級は、他派極真空手で昔に初段を取得していますが、
改めて新極真会の初段取得に挑戦してくれました。
8分け2敗で見事完遂。
三宅1級は4才の時に、横浜の木元道場で入門。
コツコツと稽古を継続してきました。
9分け1敗の判定でしたが、
私の判定では2分け8敗でした・・・
さらら1級も、5才から稽古を続けています。
稽古も選手練習もバランス良く取り組んでいて、
基本から型まで抜群の好成績でした。
組手は9分け1敗で。
技ありを取って勝てる場面も数度あったのに、
「なぜ???」という内容でした・・・
そこが彼女の優しい所なのかもしれませんが・・・
昇段審査は、以前までは当日発表していましたが、
今後は昇級審査と同様に、後日の結果発表とします。
10/30(金)に発表します。
空手を続ける理由って、考えてみるとあまりないように感じます。
特に、壮年の年代の方は、
やる理由の方が考えるのが難しいのかもしれません。
私も35年ぐらい空手をしていますが、
途中からは職業になったので、みなさんとは少し違うのかなと思いますが・・・
今日、答えが見えたような気がしました。
「守りたい人を守れる強さを得る事」と
「自分の人生に満足するため」。
考えてみると、わが子に空手を習わせるのは、
自身を不当な暴力から守れるようになるためと、
将来的に愛する家族を守れる強さを備えておいてほしい事。
そして、
人生を豊かに過ごしてほしいから、です。
全日本選手権を目指して選手として活躍する事で人生を楽しむのもアリですし、
道場で身に着けた様々な力を使って、社会で活躍するのもありです。
お孫さんから、「じいちゃんカッコいい!」って言われるお姿、本当に素晴らしかったです。
あと20年後、私も同じことが出来るのかな。
出来るように日々精進して、人生を満足したいと感じた一日になりました。
「自己満足」というと、悪い意味で使うことが多いですが、
良い意味での自己満足こそ、
人生の最終目的ではないかと思います。
「悔いのない人生」とでも言うのでしょうか。
黒帯のみなさん、貴重な休日に昇段審査のお手伝いに来て頂きありがとうございました。
みなさんのおかげで、昇段審査をこのように開催出来ます。
今後、ひとりでも多くの人が昇段審査をクリアして、
本物の「玄人(くろうと)の帯」=「黒帯」になる人が輩出出来るよう、
これからも宜しくお願いします。
さて。
今日(10/25)は「空手の日」でした。
「空手の日」は、1936年10月25日に、
当時様々な表記があった「カラテ」を、
現在の「空手」に統一したことを記念し、2005年に制定されました。
→コチラ
審査会の最後にその事を話しようと思っていたのに、
すっかり忘れておりました★
今日が昇段日になるみなさん、
空手の日に昇段という事で、とても良いですね♪