他人とのコミュニケーションが苦手なお子さんや、
内向的な性格のお子さんがいます。
もって生まれた性分ですから仕方ないといえばそうなのですが、
ご両親は心配になりますよね。
その傾向を持ったお子さんが調子を崩しやすい時期があります。
ズバリ、2月です。
一年で一番日照時間が短く、
気温も低いです。
今年度の終わりが見え始め、次年度がすぐそこに来ています。
予期不安が強いお子さんは、顕著に心身の不調を訴えます。
はい、落ち込む要素がたくさんですから。
私の道場でも、2月はこの性分をもったお子さんの退会申請が多いです。
3月4月になったら、暖かくなってきて心身の状況も全く変わってくるのです。
結論を早まらないで、愛情をもってお子さんの成長を見守って下さればと思います。
私は、愛とは待つ事だと考えています。
すぐに親が喜ぶような行動がとれないお子さんもいます。
それでも良いじゃないですか。
大器晩成型で、大人になって大成するかもしれません。
待ってあげて下さい。
人を育てる事は、1+1=2みたいな単純な作業ではありません。
一年先、五年先、十年先を見た育成が必要になってきます。
特に、冒頭に書いたような性質をもったお子さんには。
全てのお子さんに、無限の可能性があります。
それを活かすかどうかは、親の仕事なのです。