なぜ覚えているのかといいますと、
6年前のその日。
JKO理事会に出席し、香川で新極真会の道場として活動することを認めていただいたのでした。
(当時は私の都合により、同好会としてのスタートでした)
その三日後、2004年10月16日(土)が、香川県内初の正式な新極真会としての第一回目の稽古でした。
ふり返ると、あっという間の六年でした。
同好会として始まり、総本部直轄道場として運営するようになり、その後に独立道場として活動するようになりました。
そして二年前に支部としての認可をいただき、香川中央支部として本格始動を始めました。
今度の土曜日が、六周年記念稽古です。
みなさん、ぜひ稽古に来て下さい♪
六年前、自前の常設道場も無く、たった三名の稽古で始めた原内道場です。
先日の合同稽古の際、他の道場の先生に、
「大勢の子供たちがいても、原内道場の子は顔を見れば分かる。
何と言っていいかわからないけど、みんなやさしい顔をしている。」
そのように言っていただきました。
私は、他人に厳しくなるのは簡単だと思います。
逆に、他人に優しくなるのは難しいと思っています。
実社会は、他人を蹴落とす競争社会です。
空手の世界でも、試合では競争社会です。
でも、道場はそれだけではいけないと思っています。
人を育てるのが道場です。
ファイティングマシーン養成工場ではありません。
やさしい子を育てたい。
ただ単にやさしいだけでなく、強くてやさしい子を。
強い心、強い体、洗練された技を持ち、自分には厳しいけれど他人にはやさしい子を。
やさしい顔をしているけど、大会で結果を出す子が大勢育っています。
強そうに見えないのに、実はめっちゃ強い!
かっこよくないですか?
そして、組手試合では結果が残せなくても、学校や部活などでリーダーシップを取れる子や活躍する子が多く育ちました。
六年かけてやってきたことは間違っていなかったのかな、そのような思いです。
ファイティングマシーン養成工場を希望される方にはもの足りない道場だったと思います。
残念ながら、そのような方とは方向性が合わず、他の道に進んでいただく事になった事もありました…
昨年の今日、日々の忙しさに追われ、五周年のことを完全に忘れていました★
今年も忘れそうでした★
が、ふと思い出して気がつきました。
十周年まで無事に行けたら、何かスペシャルイベントをしましょうかね?
できると良いですが…