教育と人間力

今日は朝練を三嶌先生にお任せして、私は息子の幼稚園の運動会に行ってきました。
昨日は、上の子たちの授業参観でした。
私が息子たちに身につけてもらいたいのは、「コミュニケーション能力」です。
勉強や運動は、
もちろん出来ないよりは出来た方が良いとは思いますが、
そこまで望んでいません。
なぜなら、私たち夫婦の子ですから、
遺伝学上、能力がもの凄く高いはずがありませんので(笑)

       

昨日と今日を見て、
素晴らしい先生方のおかげで、良い方向に向かっているのかなと感じました☆
先生方、誠にありがとうございます。
親ではこのようには導く事は不可能です。
親以外の大人から学ぶ事、本当に大切です。

       

「教育」とは、知識を詰め込む事ではないと私は考えています。
人間性を高める事が「教育」なのかと。
私の道場では、空手の技術を教えます。
ですが、それは重要な事ではありません。
重視している事は、心を磨く事です。

       

まずは靴をきちんと揃える事。
そして挨拶と返事。
ここまでがきちんと出来る子は、
これから後の事もきちんと出来ます。

       

組手が怖い、型が覚えられない、という理由で辞めていく子がいますが、
実は、そのはるか前の段階で出来ていないのです。

       

組手や型が著しく出来ない子は、
靴を揃える事が出来ません。
挨拶も返事も出来ません。
見るべきものを見る事も出来ず、
聞くべきことを聞く事も出来ません。
基本・移動までは、その差があまり見えません。
ですが、
型や組手の稽古になると、
それらが出来ない事がはっきりと浮き彫りになります。

       

ここで、親の力が必要になります。
「行き渋り」をする我が子に、きちんと「教育」出来るのか?と。
道場に連れて来てもらえれば、心を磨く教育を行います。

       

うちの道場で小6まできちんと頑張れた子は、
中学では早々に部活でレギュラーになり、
2年次にキャプテンになり、
偏差値の高い高校・大学に進学しています。
なぜそうなるのかと言いますと、
そうなるように「教育」しているからです。

       

私は野球やサッカーを教えた事はありませんし、
受験勉強を教えた事もありません。
ただ、幼い頃から人間力が高まるように指導を続けています。
何よりも、私の指導方針に賛同して下さる保護者さまの力が大きいです。

       

子は、育てたように育っていて、
今後は、いま育てているように育っていきます。

       

       

       

ゼネラルクラスは、オヤジ率高めでした。
ということで、基本稽古は全種目を行って頑張って頂きましたが、
移動稽古は「理」を中心にじっくりと。
そして、オヤジ向けの技術を練って頂きました♪
部位鍛錬具がたくさんあるのが高松西道場の特徴の一つです。
今日は、膝から先をしっかり鍛錬して頂きました♪
そして、下段蹴りを数パターン稽古。
最後のスパーリングで習得度を確認☆
みなさんお疲れさまでした!

       

さて。
明日は小松体育館にて四国・岡山地区合同稽古です。
参加するみなさん、
忘れ物等ありませんよう、
そして安全第一でお越し下さい。