快適な空間

今日は高松中央道場と丸亀南道場で稽古再開でした。

高松中央道場は3クラスとも換気をしっかり行い、良い稽古が出来ました。

           

丸亀南道場は、子どもクラスはいつのも半数の出席でした★
走ったり跳んだりボールを投げたりなどを行ない、溜まったストレスを発散してもらいました☆
もちろん、基本・移動・型もじっくりと取り組んでもらって。
ゼネラルクラスは、
技を「作る」稽古と、
体力強化(筋トレ)の稽古を中心に取り組んで頂きました。

           

スパーリングや激しいミット打ちは、技を「使う」稽古です。
試合中心の思考で稽古していると、「使う」ところにばかり目が行きがちです。
しかし、本来の武道の稽古は、「技を作る」ところにあるのかと思います。
この、「技」の真反対が、筋力を鍛えることと思われがちです。
違います。
技には、力があまり必要ではない技もありますが、
圧倒的に力が不足していては技を掛ける事も出来ません。
大山倍達総裁のお言葉に、「力も技のうち」というものがあります。
圧倒的なパワーは、生半可な技を圧倒します。
しかし、十分な力がある上で技を備えていたら最強です。

           

各道場のゼネラルクラスでは、
しばらくは「技を使う」稽古はしませんが、
「作る稽古」と「圧倒的な力」を備える稽古をみっちりと行います!
使う事が解禁になった時、自身がどの位強くなっているのかを想像しながら稽古しましょうね♪

           

子どもクラスは、
しばらくはお子さんのストレスを発散してもらうように、
型にはめない指導を中心にしていこうと考えてます。
明日までは審査会直前の子もいるのでそうはいかないですが。
本来、子どもは身体を使って遊ぶ生き物です。
猿や犬や猫など、知能が高いと言われている動物をみると良く分かります。
成長するにつれ、兄弟でのじゃれ合いなども無くなっていきますが、
幼いうちはバタバタと暴れまくりです。
この期間が、後に大人になる過程でとても重要になるのです。
幼少の頃の身体遊びの時期、本当に大切です。

           

もちろん、礼儀作法やルールはきちんと守って頂きますが、
急に学校の休校が決まり、
心にも体にもストレスが蓄積している子どもたちに対し、
うちの道場が快適な空間であってくれると嬉しいです。
そのようになるよう、時と場を提供したいと考えています。