外より寒い位に道場内の風通しを良くし、
額で検温できる機械を用意し、
手洗い、消毒、付き添いの方にはマスク着用をして頂いて、
今年の春季昇級審査会を行いました。
このように機械を額に向けて、数秒で検温出来ます。
検温後は手洗いと消毒をして、道場内に入る事を可とするようにしました。
各帯別に昇級審査を行うという、初めての方式でした。
私もとても疲れましたが、受審したみなさんもハイペースな進行にとてもお疲れだったと思います。
木曜日に結果発表を予定していますので、
上手に出来たと思う方は、楽しみに結果をお待ちください。
そうでは無い方も、ドキドキしながら結果発表を待ってくれたらと思います。
以下、掛け組手(連続組手)を完遂したみなさんです。
審査会の組手は、試合ではありません。
手数を出して勝っているように見せるとか、
打ち合いを避け、ただ数をこなすとかいうものでもありません。
この掛け組手に、その人が空手をどう捉えているのかがはっきりと出ます。
よろしく無いのは、
ちょっと相手の手が顔にかすったと言って反則アピールを繰り返したり、
ひたすら逃げ回って時間を稼ごうとしたりとか、
まだ体力的に余力があるのに泣き出したりとか、
自分の番が終わった後に掛け組手をしている仲間の応援を真剣にしないとか。
逆に、
自分よりも実力が上の先輩相手にも、全力で真っ向勝負する人もいます。
効かされても、倒れる寸前まで行っても、
絶対に倒れないで食らいついていく人もいます。
試合で判定勝ちを狙うような手数重視の組手ではなく、
魂をこめた技を最後まで出し続ける人もいます。
そして、自身の事のように仲間を応援する人も。
本当に、人間性がよく出ます。
だからこそ、見ている人が感動するのだと思いますし、
社会でも活躍できる人間に成って行くのだと思います。
今日、掛け組手に挑戦したみなさん、如何でしたでしょうか?
明日からの稽古、次に掛け組手に挑戦する時の事を考えて取り組んでみると良いかもしれません。
何はともあれ、今日はお疲れさまでした!
とてもよく頑張りました!!