何を得るのか

今日の昼食。

釜揚げうどんをオーダー。

3分お待ち頂きます!と。

もちろんOKです。

上の札を頂きました。

「ただいま心を込めて茹でております」

3分と言わず、10分でも待ちます✨

そんな気持ちになりました。

それは何故か?

「心を込める」というワードです。

「心を込める事」、とても大切です。

 

私は、全クラスで「心を込めて」稽古指導に当たらせて頂いています。

もちろん、指導する技術や内容は各クラスに応じて全く違いますが。

ですが、心の込め方は全て全力です。

 

高松東道場。

 

モノが値上がりしている昨今。

学習塾は将来の受験のために必要。

運動系の習い事は受験で必要ないから不要。

だから辞めよう。

そんな思考に至る方が増えていると聞きます。

 

はたしてそうでしょうか?

 

私の道場では、空手道の稽古を用いて「生きる力」を指導しています。

試合で結果を出せば良いというような、目先の利益に飛び付くような安易な稽古指導はしていません。

 

困難から逃げない。

困難に負けない。

 

「痛い」「苦しい」「怖い」の3つは、人間だけでなく、全ての動物が嫌がるものです。

それを、

当たり前に取り組める人がいたとしたら、

凄いと思いませんか?

 

英会話が出来るよりも。

偏差値が高いよりも。

 

英検の級を持っている人はたくさんいますが、

フルコンタクト空手道の級や段を持っている人の方が少ないはずです。

 

勝てるからやる。

相手が弱いからやる。

で、

負けたらすぐ辞める。

 

そんな思考になる残念な人が、実はとても多いです。

 

そんな人は、「逃げて&逃げて」の人生を歩んでいくのでしょう。

 

小学生で言えば、私の道場できちんと小6の最後まで稽古出来たみなさんは、

「痛い」「苦しい」「怖い」から逃げない人間に育っていきます。

その後は、絵に描いたような優等生人生を歩んでいるみなさんが大多数です。

 

また、英会話が出来るより、とか書きましたが、

私の道場できちんと出来たみなさんは、

英会話が出来る学力を得ます。

当然、偏差値も高くなります。

私には英会話も偏差値を上げる学習指導も出来ないのですが、

何故かみなさんそうなってくれています。

嬉しい限りです。

 

そしてみなさんは、

健康で丈夫な身体を得てくれます。

学校で行う体力テストは、みなさんA判定だとか。

 

私は、人間ドックでは毎回「超・健康」の太鼓判を頂いております。

脳も内臓も、とっても健康であります。

若い頃にスクワットや縄跳びをやり過ぎて膝と足首を故障していますので、生徒さんには私のようにならないように注意して指導しています。

空手道本来の稽古をきちんとしていれば、丈夫で健康でいられます。

 

「生き抜く力」、私の道場では指導しています。

これ、不要ではないですよね。

むしろ一番必要な能力かと。

一生涯の力になります。

その力、お子さんに得てほしくないですか?

そんな思いで日々過ごしている毎日です。