正しくビビる

台風が過ぎ去ったら涼しくなると勝手に思っていましたが、
まだまだ残暑は厳しいようです★
      

コロナ禍もあり、不安な気持ちで過ごす毎日ですが、
こんな時だからこそ、前に進む必要があります。
      

ずばり「学びを止めない」です。
      

「とりあえず、嵐(コロナ)が過ぎ去るまで待とう。」という考えは、
完全に思考停止の状態です。
月曜日の選手クラスの最後にみなさんに言いましたが、
「正しくビビる」事が大切と私は考えます。
      

「ビビる」というのは良くないと言われます。
確かにそうです。
ヘビに睨まれたカエルのようになって、
思考停止&運動停止になってはいけません。
      

そうではなく「正しくビビる」のです。
私は新型コロナウイルスが怖いです。
未知のウイルスですから、今後何があるか分かりません。
また、他人と戦うことも怖いです。
だからこそ、毎日体を鍛錬しますし、技術も磨きます。
      

正しくビビる事が出来れば、それに対する備えがピックアップ出来ます。
      

組手に対して正しくビビれば、
腹筋を毎日鍛えたり、稽古に行かない日はロードワークや縄跳びをしたり。
稽古では、基本稽古から組手をしている意識で取り組むことが出来ます。
結果、強くなります。
      

新型コロナに対しても同じです。
新型コロナに対して正しくビビれば、
手洗いをいつもよりも頻繁に・そして正しく行う習慣がつきますし、
人混みでのマスク着用なども当然の行為として行えます。
その他では、免疫力を高められるように、規則正しい生活を送る事が出来ます。
人混みに行かないように心がける事や、
県を跨いだ移動を控えるなど、
いま行っている生活を継続すれば良いという事です。
結果、強力な予防になります。
      

お子さんを学校に行かせない。
習い事にも行かせない・・・
実際にいらっしゃるようです。
上記の方、正しくビビれていませんよね。
完全思考停止の、間違ったビビりだと私は思います。
人間には叡智があるというのに、学びを止めてしまうのはとても残念な事です。
      

何事に対しても、正しくビビってほしいです。
十分な備えこそが「自信」です☆
      

何も備えもしていないのに、
そんなモノは大したことないから大丈夫、としてしまう事を
「慢心」と言います★
      

今日も各道場、十分な対策をして稽古を行いました。
幼稚園児のお子さんから60歳超の方まで、元気に空手道の稽古をお楽しみ頂きました♪
私の道場は、油断も慢心もしません。
自信を持って皆さんをお迎えしています。