秘伝・極真空手

タイトルだけを見ると、

秘伝を本にして出版したらダメでしょ、と思うのですが(笑)

この本は、

大山総裁がアメリカで出版してベストセラーとなった

「What  is Karate?」の日本語訳盤なのです。

 

空手EXPOでは、試合はもちろんですが会場内に多数の展示イベントが設けられておりました。

私、全て閲覧・参加させて頂きました。

だって、何よりも極真空手が大好きな人間ですから✨

 

写真はありません。

猛烈な信者でありますので、写真など撮ってはいけないと思ったので(笑)

 

その中で、古書を紹介しているブースがありました。

「秘伝極真空手」「続・秘伝極真空手」という、

大山総裁が若い頃に出版された空手技術書の、

そして大山総裁の直筆サイン入りのモノが展示されておりました。

この2冊、めちゃくちゃ読みたかったけど、

一度もお目にかかった事がない本でありました。

他の展示物は、「手を振れてはいけません」という但し書きがありましたが、

この書籍に関しては、立ち読みフリーでした。

全ページ、写真を撮りたい位でしたが、

写真を撮るのは失礼と考え、

じっくりと脳内に焼き付けるように閲覧させて頂きました。

一度目は次に待っている方がいたので短めにして。

二度目は誰もいなかったのでじっくりと堪能しました。

 

大山総裁ご本人が写真モデルとなって、多数の技術を紹介されていました。

その技術も、私は習った事がないものが多数。

とても魅力的でありました。

型の項目については、長年疑問であった事が解明されました。

続秘伝極真空手で、スーシホが紹介されていた事に驚きました。

武器術に関しても紹介されており、ステッキ術など実生活で活用できる護身術が紹介されていました。

これらの技術が失伝されているのが現状です。

復活させていけたらなと感じます。

 

他にも、大山総裁ご本人が写真モデルとなり、

多数の組手技術が紹介されていました。

「構え」の種類多さと、

「受け」の技術の幅に興味を持ちました。

私が知らない構え、知らない受け技が多数です。

稽古していきたいです。

 

大山総裁の組手は、先手必勝的なモノを勝手に想像していましたが、

全てが「待ち拳」で構成されていました。

これも魅力です。

 

自分から先手を出さず、

構えで誘いを作り、

カウンターで制する。

 

最高の勝ち方です。

 

今後の人生で、

極真空手、大山空手を研究し稽古する事が、益々楽しくなりました。

 

多数に分裂してしまった「極真空手」ですが、

今回の空手EXPOで一つになれたかと思います。

天国の大山総裁、お喜びになられたでしょうか。

 

高松西道場。