全中国空手道選手権大会

http://www.geocities.jp/ttkmm673/_gl_images_/201109111215000.jpg
日曜日には広島市にて全中国大会が開催され、審判のお手伝いをさせていただきに行ってきました。

今年は秋の無差別全日本大会が無い(全世界大会開催年のため)ので、地方大会に有力選手が多く出場する年です。

延長・再延長までもつれる試合になるだろうと予想した試合が、意外にもワンサイドで本戦で決着したり、

順当に勝ち上がると思った選手が注意を二回取られて、減点となって敗退したり、

過去に実績のある選手が体重判定で破れたり、

優勝者の予想がつかない、とてもレベルの高い、好試合の連続でした。

決勝は、福岡支部の竹島選手と、兵庫中央支部の金森選手との対戦となりました。

序盤、竹島選手が積極的に攻め、このまま判定で勝つか引き分けでも体重判定で竹島選手の優勝か、と思いました。

後半、金森選手がガンガン攻め始めます。

一方的に連打する場面もありましたが、時間。

判定は、2-0で引き分け。

延長に入ってすぐ、

金森選手の右上段膝蹴りが鮮やかにヒット。

技あり。

再開後も、上段膝蹴りが度々ヒットします。

耐えた竹島選手も凄いです。

最後、バッチリのタイミングで、強烈な左上段膝蹴りがクリーンヒット。

鮮やかな一本勝ちでした。

このレベルの高い大会で、決勝で一本勝ちとは予想できませんでした。

素晴らしい決勝戦を見せてくれた両選手に、大きな拍手が贈られました。

打ち上げパーティーにて、優勝者の金森選手がスピーチされました。

「3月の震災により、試合に出たくても

 出られなくなってしまった方がいらっしゃると思います。

 その方々の思いも込めて戦いました。

 試合ができる喜びと、

 大会を開催して下さった皆さまへ、

 感謝の気持ちを持って戦いました。

 ありがとうございました。」

そのような事を言われていました。

心の綺麗な選手が勝つんです。

逆に、勝つ選手は、心が綺麗であってほしい。

我々は、格闘家ではなく空手家、武道家です。

今回の全中国大会を見て、良い勉強をさせていただきました。

ひとつ残念なことは、当道場生に、この大会を体感させられなかったことです。

来年、一般も壮年も子供も、みんな挑戦してほしいと思います。

全選手が開会式に出られますし、開会式の入場時に一人ひとりの名前をアナウンスしてくれます。

昔ながらの極真の大会の雰囲気を残した大会です。

来年、ぜひとも参加してほしいです。

大濱師範、大会スタッフの皆さま、広島滞在中は誠にお世話になりありがとうございました。