日曜日には広島市にて全中国大会が開催され、審判のお手伝いをさせていただきに行ってきました。
今年は秋の無差別全日本大会が無い(全世界大会開催年のため)ので、地方大会に有力選手が多く出場する年です。
延長・再延長までもつれる試合になるだろうと予想した試合が、意外にもワンサイドで本戦で決着したり、
順当に勝ち上がると思った選手が注意を二回取られて、減点となって敗退したり、
過去に実績のある選手が体重判定で破れたり、
優勝者の予想がつかない、とてもレベルの高い、好試合の連続でした。
決勝は、福岡支部の竹島選手と、兵庫中央支部の金森選手との対戦となりました。
序盤、竹島選手が積極的に攻め、このまま判定で勝つか引き分けでも体重判定で竹島選手の優勝か、と思いました。
後半、金森選手がガンガン攻め始めます。
一方的に連打する場面もありましたが、時間。
判定は、2-0で引き分け。
延長に入ってすぐ、
金森選手の右上段膝蹴りが鮮やかにヒット。
技あり。
再開後も、上段膝蹴りが度々ヒットします。
耐えた竹島選手も凄いです。
最後、バッチリのタイミングで、強烈な左上段膝蹴りがクリーンヒット。
鮮やかな一本勝ちでした。
このレベルの高い大会で、決勝で一本勝ちとは予想できませんでした。
素晴らしい決勝戦を見せてくれた両選手に、大きな拍手が贈られました。
打ち上げパーティーにて、優勝者の金森選手がスピーチされました。
「3月の震災により、試合に出たくても
出られなくなってしまった方がいらっしゃると思います。
その方々の思いも込めて戦いました。
試合ができる喜びと、
大会を開催して下さった皆さまへ、
感謝の気持ちを持って戦いました。
ありがとうございました。」
そのような事を言われていました。
心の綺麗な選手が勝つんです。
逆に、勝つ選手は、心が綺麗であってほしい。
我々は、格闘家ではなく空手家、武道家です。
今回の全中国大会を見て、良い勉強をさせていただきました。
ひとつ残念なことは、当道場生に、この大会を体感させられなかったことです。
来年、一般も壮年も子供も、みんな挑戦してほしいと思います。
全選手が開会式に出られますし、開会式の入場時に一人ひとりの名前をアナウンスしてくれます。
昔ながらの極真の大会の雰囲気を残した大会です。
来年、ぜひとも参加してほしいです。
大濱師範、大会スタッフの皆さま、広島滞在中は誠にお世話になりありがとうございました。