三つ子の魂百まで

本日より、平常通りのタイムスケジュールに戻しての稽古となりました。
香川県は新型コロナウイルスは減少傾向にありますが、
お隣の徳島県は増加傾向でありまして、
大阪や兵庫は爆発的に増加しております。
油断は出来ませんが、状況を見ながら臨機応変に対応して行きたいと思います。
    

人が一番辛いのは、飢えと孤独である、と言います。
昨年の今頃は、本当に孤独を感じる日々でした。
今こうして、みんなで集まって稽古が出来ている事を本当に幸せに思います。
オンラインも良いですが、フェイストゥーフェイスで稽古をすると、
様々な感覚が磨かれます。
この感覚が大切なんです。
年齢に関係なく。
子供で言うと、お年寄りと日常的に接している子は、感性が豊かな子が多いです。
お子さんに関しては、たくさんの大人と接している子は賢い子が多い傾向があります。
お年寄りで言いますと、多数の人と接している方は感性が鋭い方が多いです。
その中でも、若い人と接している方は、若々しい方が多くいらっしゃいます。
人と顔を合わせること、とても大切な事です。
自分にとって楽に過ごせる人だけでなく、あらゆる人と会う事で力が付きます。
    

高松西道場、幼年&低学年クラス。
稽古前は帯締め特訓タイムになっています。
ほとんどの生徒さんが、自分で帯を締める事が出来るようになってきました。
手先の器用さは、脳の発達に大きく影響します。
自分で締める事が出来ないごく一部のお子さんは、自宅で練習して下さいね。
みなさんにLINEで動画を送っています。
それを見ながら練習して下さい。
30分やれば、必ず出来るようになります。
    

私が良く言う言葉に、「やれば出来る」があります。
これは、何となくやっていれば出来るようになる、というのではありません。
ある事柄を「出来るまでやる」から、出来るようになるんです。
それが「やれば出来る」になる、という事です。
保護者様に於かれましては、
幼少の今、その成功体験をお子さんに積ませてください。
「三つ子の魂百まで」という言葉があるように、
幼少の頃の経験は、一生の財産になるといわれています。
    

「帯を自分で締める事が出来るまでやる」が最初の関門です。
親子で乗り越えて頂きたいと存じます。
    

※精神的・知的な問題があるお子さんは、恐れ入りますがお伝え下さい。
 入会時にお書き頂くようにしておりますが、大多数の方が書いて下さいません。
 そりゃそうですよね。
 他人に知られたくない事だと思いますから。
 でも、今後の指導の為に重要な事となります。
 秘密は厳守致しますのでご安心下さい。
 そのケースの場合は、別の指導の方法があります。
 少し指導法を変える事で、その子なりの成長をしていく道を作ります。
 過去には黒帯を取得した子や、全国大会で上位入賞するまで上達した子もいます。
 そのような指導を致しますので、ご連絡をお願い致します。
 辞めさせられるとか、差別されるとかは絶対にありません。
    

高学年クラスは、基本稽古と移動稽古は青帯段階までの技術をじっくりと。
後半はスパーリングをたくさんと、
サーキットトレーニングで心身を激しく鍛えて頂きました☆
今日のMVPは、こたろう君でした☆
今春の彼は一味違うようです♪
「継続は力なり」です。
正しい稽古を継続していると、いつか花が咲きます。
それが早い子もいるし、遅い子もいます。
大切な事は、頑張る事を続ける事です。
先日に昇段を果たした元汰初段のように。
    

ゼネラルクラスは組手技術中心の稽古としました。
今日のテーマは「下段払い」。
蹴られたら痛いです。
腕でブロックしたとしても蹴りは痛いもの。
そこでぜひ使用したいのが下段払いです。
基本稽古にもありますね。
ですが、
基本稽古の形のまま使おうとしても、この受け技は上手く使えません。
腕の動かし方のポイントは、相手とのタイミングや当たり方にあります。
最高に上手く受ける事が出来れば、腕の痛みはほぼありません。
それにプラスして、少し胴体を後方に移動させればベストです。
そして、
受けるだけで無く、反撃のきっかけを作る事も出来る便利な技なのです。
今日の稽古で紹介したパターンが最も基本的なモノです。
これが上手く出来ると、相手はバランスを崩しているので追撃が出来ません。
更に、相手のカウンター攻撃を防御する事も出来ない体制になります。
競技ルールにより反撃方法が変わってきますが、
下段払いは様々な反撃法の起点となる、とても便利で重要な技術となります。
ぜひともマスターしましょう☆
    

さて。
カラテライフが発売中です。
どのようにして購入したら良いのかとのご質問が多いです。
道場にて、各先生に購入したい旨をお伝え下さい。
または、LINEでも結構です。
それだけであります☆
ちなみに、
下の写真のように、入賞者のみなさんのお名前が掲載されています。
記念に一冊如何でしょうか。