初中級・秋季昇級審査会

今回、二週に渡って実施した審査会でした。
先週は上級、今週は初級中級でした。

 

白帯のみなさんは、たくさんの受審者でした。
黒帯に向けての、はじめの一歩を踏み出しましたね。

オレンジ帯のみなさん、近年稀にみるほどのレベルの高さでした☆
「気持ち」「気迫」「やる気」が伝わってくる、素晴らしい審査となりました。

青帯、黄帯のみなさんは、開始予定時間よりも遅れてのスタートとなり、
待ち疲れと道場内の高温・高湿度に参ったかと思います★
その分、技の本数を減らしたり休憩を頻繁に入れるようにしましたが、

約32℃の中での審査は、「苛酷」と言う言葉そのものでした。

みなさん、お疲れ様でした。

 

これはすべてのみなさんに言える事ですが、
審査会を、日々の稽古が正しく出来ているかどうかの、
「チェックの機会」として利用しましょう。

今日参加して気付いたと思いますが、
出来ていると思っている事が全然出来ていなかったり、
こんなはずではなかったと思う事が多々あったかと思います。
今日は、それに気付けた事が最大の収穫です。
明日からの稽古や自宅での自主練で、
何をどの位やらなけらばならないのかが分かってきた事でしょう。
逆に、バッチリだった方もいるかもしれません。

その方は、正しい稽古&自主練が出来ているというお墨付きをもらいました。
次の帯のステップでは、もう少し難しい技術を習得出来るように稽古して行きましょう。

 

色帯からの審査では、組手の強さも重要な項目になっていきます。
上級(緑帯以上)を受審する際には、苛酷な連続組手が課せられます。

先達たちが築いてきた伝統です。
容易な事ではありません。
だからこそ価値が生まれます。

 

新極真会の黒帯には、金の筋が刺繍されます。

極真空手創始者の故大山倍達総裁が、
黒帯は「筋金(すじがね)入りの人間の証」として、
その「筋金」を逆にして「金筋(きんすじ)」とし、
段位を示す本数の金筋を刺繍するようになったと聞いています。

香川中央支部のテーマは、
「大河の流れも一滴の雫から」です。
稽古で一滴の汗の雫を流しましょう。
いずれ、それが大河となる日が来るのです。

 

筋金入りの人間の証、受け取れるまで頑張りましょう。