本日は高松東道場へ。
コロナ禍により、約3年ほどお休みしていたキッズビギナークラスが「ビギナー45クラス」として再始動しました。
幼いお子さんでも集中力が切れず、体力も最後まで持つ、45分間のショートクラスです。
今日お越し頂いたお二人さん、とても楽しく空手の稽古に取り組んでくれました✨
空手道の稽古には、高い教育性が内包されています。
お子さんの教育に、空手道は最適だと私は考えています。
私の道場で育った子どもたちは、
後に中学で部活でキャプテンになったり、
難関と言われる高校・大学に進学するようになります。
幼い頃の正しい教育が、心と体を正しく成長させるからです。
キッズクラス。
昇級審査に向けて、科目をきっちりと稽古しました。
まずは、きちんと型にはまった稽古をし、
正しい体の使い方や呼吸の仕方を身に付けましょう。
基礎がしっかり出来れば、その上の構造物はいくらでも大きく出来ますから。
組手の稽古は、個々の攻撃技に対しての受け技をじっくりと学んでもらうのが私の指導スタイルです。
大きく分けて、四種類の防御法を最初に身に付けて頂きます。
私の道場では、
ただ暴れて前に出まくるだけの組手や、
相手との心理戦(駆け引き)の無い組手はさせません。
それは空手道では無いですからね。
実は、低学年のうちは、暴れん坊の子の方が試合では勝てる傾向があります。
しかし、学年が進んでくると、暴れん坊の子は全く勝てなくなっていきます。
なぜ勝てていたかを考えると分かると思います。
その子がやっていたのは、空手ではなかったから。
ただ暴れていただけだから。
勝てなくなると、すぐに辞めていくという共通点があったりします…
私の道場で、
最も大切にしている時間が、
稽古前と後の、正座をしての黙想の時間です。
ただ目を閉じて座っているだけの事ですが、
これも正しい訓練を積んだ子とそうではない子では、後に大きな差となって現れてくるのです。
ジュニアクラスの稽古前の時間。
楽しく自発的に、遊びの延長で筋トレしてくれてます。
好きで楽しく遊んでたら、いつの間にか強くなっていた。
これが、子どもの頃の正しい身体トレーニングのあり方かと私は考えています。
ですので、私の道場の子どもたちのトレーニングは、遊んでいるように見えるものが大半であります。
今日のジュニアクラスは、久しぶりの全員出席でした。
基本稽古はハイペースで。
ジュニアクラスまで上がって来ている子は、基本の形はばっちりですから。
移動稽古は帯別に分けてじっくりと。
組手技術の稽古は、回し受けとそこからの発展技を稽古して頂きました。
安全のためヘッドガードを装着して、スパーリングで稽古の成果をチェック。
丸亀市錬成大会に向けて、試合に近いハードコンタクトのスパーリングを行いました。
最後まで一人も泣かず、心身ともに強くなる稽古が出来ました。
手前味噌ですが、私の道場でビギナークラスから段階的に上達して行き、ジュニアクラスまで上がって来た子たちは、どこに出しても恥ずかしくない心技体のレベルになっていきます。
大人になったとき、
自衛官でも警察官でも消防官でも、
即戦力になる人材かと思います✨
もちろん、各優良企業や県庁や市役所に勤務する公務員でも。
日本人として幼少期から武道教育を受けているアドバンテージ、一生の財産となります。
最後はゼネラルクラス。
前半は空手道の、基礎となる稽古を。
基本や型を決しておろそかにしません。
後半はミットとスパーリングを。
今日はハード進行でした。(いつもかな(笑))
二十代前半から十代の子がほとんどの高松東道場・ゼネラルクラス。
30年前位の極真空手の道場のようです。
今となっては、全国的にも珍しい道場かもしれません。
若者がガンガンしのぎを削りあって強くなっていってます✴️
今宵も心身ともに磨き上げました。
仕事終わりでも、大学や高校・中学終わりでも、
時間が無いとかなんとか言わずに、
きちんと自己マネージメントをして、
稽古に来ているみなさんが素晴らしいです。
自己マネージメント能力を若いうちから高めておく事、人生の勝者になるはじめの一歩です!