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丸亀南道場・キッズクラス。

丸亀市錬成大会に参加した子の、ほぼ全員が入賞者という偉業を達成しました。

1名だけ入賞ならずでしたが、このお子さんだけが週1回の稽古参加です。

やはり、週2回稽古に来ている子は成長が早いし、週3回以上来ている子は心身ともに強くなります。

中学生以降、他のスポーツに転向してもすぐにトップグループに入ります。

週4回の稽古の子は、週1回の子が1ヶ月かけて行う稽古を一週間で行うということになります。

週1回の子が1年かけて行うことを、週4回の子は3ヶ月で終えてしまいます。

一年間だと、週1回の子の四年分の稽古を消化するのです。

ものすごい差になっていきます。

この差が3年間だとすると、週1回の子を1とすると、週4回の子は12となります。

三年間で、12倍の差になるのです。

六年間だと、24倍です。

これは単純計算の話で、実際は記憶の濃さの話も入るので、

週1回よりも週4回の子の方が遥かに早いスピードで上達して行きます。

上に24倍と書きましたが、実際は30倍以上かもしれません。

これに、試合経験も加算されます。

他県まで遠征する子は、大きな試合の舞台で更に経験値を稼ぎます。

結果、30倍どころではなく、

100倍といっても過言ではないくらいに成長します。

 

話がどんどん大きくなってしまいました(汗

 

要するに、稽古回数を増やすと強くなります。

 

週1より週2です。

週3、週4なら飛躍的に強くなっていきます。

朝練や競技選手クラスなどに出席すれば、

試合で勝つために特化したトレーニングや技術を学べるので、試合で勝てる確率も上がります。

ジュニアクラス。

ゼネラルクラスは写真撮り忘れです💦

今日から夏バージョン稽古です。

基本稽古は抜粋で短時間集中型で。

移動と型は省略して、ミット打ち込み。

ラウンド数を減らし、突きを2R、蹴りを2R、複合を2R。

ビッグミットを2分打ちして仕上げ。

ここからは護身術稽古です。

当道場で定めている短刀捕りの1~3を復習。

そしてより実戦的訓練を。

刃物で襲われるシチュエーション、一生に一度もない確率の方が高いでしょう。

でも、我々は武道家です。

備えはしておかなければなりません。

この状況になった際、

「戦わない」という選択をする、という人がいました。

その結果は、なす術なく殺されるという事になります。

真の実戦は、「勝つ」か「負ける」だけではありません。

「命を守れるか?」が最も大切なことになります。

 

備えはしておかなければなりません。

地震や火災の避難訓練と同じく、

刃物を持った暴漢と対峙した時の訓練も必要です。

 

戦わない?

無抵抗?

まさか、フルコンルールの技術で対処するつもり?

相手が全力で殺しにきます。

死んで終わりです。

 

戦うのではなく、守り抜くのです。

それが武術であるし、沖縄のみなさんが薩摩藩と中国から自分たちを守るために作った「ティー」(唐手道・空手道)なのだから。

 

そのための技術稽古(避難訓練)は絶対に必要です。

 

そんなわけで、今日は短刀を持った相手から身を守る稽古をしました。

めったやたらに行うのではなく、きちんと体系立てて技術指導を行います。

 

後半は組手稽古を。

試合が決まっている人が誰もいないので、

手技による顔面攻撃ありの組手と、

通常のフルコンタクト空手ルールの組手を行いました。

私はどちらのルールも好きだし楽しく稽古しています。

大量発汗出来て、今日も一日を幸せに締め括ることが出来ました。

ありがたいです。

 

高松中央道場。