初組手

基本動作をそれなりに覚えた子が増えてきたので、キッズクラスにて、初めて組手をしました。
組手をしないと、基本を何のために学んでいるかがよく分からないと思います。
組手をしたことで、みんなの基本や型の動きが良くなることを期待しています。

組手には、いくつかの種類があります。
一本組手、三本組手、約束組手、自由組手などがありますが、自由組手にも種類があります。

1.実力が上の人との組手
2.同等な実力の人との組手
3.実力が下の人との組手

大きく分けて、この三つに分類されます。
今日は先輩である、しゅんとゆうきに上記3の組手を課してみました。
しゅんは小学二年生なのでキッズクラスの中では大きい方です。
上手に捌いたり、打たせてあげていました。
後輩の長所を引き出せる組手ができることも、上級者が身に着けておかねばならない技術です。
これから上級者になる彼に、ぜひ身に着けていってほしいことのひとつです。
ある程度の技量になると、キッズクラスに出なくなる子が多いです。
しかし、先輩として後輩をいたわることが経験できるので、時間の都合がつく子はぜひキッズクラスにも出てほしいと思います。

反対に、ゆうきは幼年の年長です。
自分よりも大きな子がたくさんいました。
その中で先輩の組手をしなければならなかったので、苦戦を強いられていました。
ジュニアクラスでは、年上のお兄ちゃんたちにガンガン向かって行っています。
今日は逆の立場になったことで、新たな発見があったことと思います。

強くなるほどに、やさしくなってほしいです。