努力は実る

本日は初の選抜大会となった全四国大会を終え、初日の稽古となりました。

私は高松北教室へ。

毎回「椅子蹴り」をメニューに加えるようになってしばらく経過しますが、みなさんの蹴りの技量がかなり上がってきました。

継続していきたいと思います。

丸亀南道場。

目指せ200kg!

高松東道場。

高松中央道場。

昨日試合を終えたばかりのみなさんも頑張っています。

見事全四国大会で優勝し、来年のドリームフェスティバル全国大会の出場権利を獲得したたいち君。

弱点の補強のために私が伝授した、緑道場伝統のトレーニングがあります。

ここでも少し前に紹介しましたが、初回はあまりにも苦しく涙を流しながらやっていました。

その後、自身で取り組み継続してきたようです。

厳しく言う人(私)がいなくても自発的に頑張れること、とても大切なことです。

今回の試合ではその成果が十分に発揮され、

このレベルの高い全四国のトーナメントを横綱相撲で頂点まで駆け上がりました。

表彰式後、「これからももっと強くなりたいので稽古をよろしくお願いします」と。

嬉しい優勝報告の挨拶でした。

 

彼は幼稚園児の頃に入門してきたと記憶していますが、彼よりも叱った子は後にも先にも居ないぐらい叱ったかと思います。

好奇心旺盛で、とにかく活発で。

長所と短所が隣り合わせのような。

 

私は、

悪いことは悪い。

良いことは良い。

 

そのように、はっきりと分かりやすく彼を導くことにした事を覚えています。

 

めちゃくちゃ叱られたり、めちゃくちゃ褒められたり、そんな日々だったかと思います。

 

それも、彼の長所を最大に引き出し、短所を一つずつ無くしていくための指導でした。

 

そして今。

どこに出しても恥ずかしくない人間に育ってきてくれているのかと思っています。

今年は年末に昇段も控えており、試合技術だけではなく空手道本来の技能や精神性もより高めなければなりません。

私の道場では、幼稚園児や小学生から頑張ってきた子には、高校一年生での昇段を推奨しています。

なぜなら、二年生以降では大学受験の準備が始まるからです。

小学生の間は各種大会で活躍出来るよう頑張り、

中学生では学業と部活を中心に、

でも空手も辞めることなく出来る時に出来るだけ頑張って、

高校生になったら通常稽古と黒帯研究会にも出席し、昇段出来るための技能を身につける。

そして高1の年末に黒帯取得。

これが理想かと思います。

もちろん、高2や高3での黒帯取得もありえるでしょう。

一般上級での試合で活躍したいというのも大歓迎です。

多様性の時代ですから、臨機応変に受け入れます。

 

みなさんが、

人生の勝者となるために、

空手道の修行を有効活用してくれると嬉しいです。

時代がどのように変わったとしても、

努力は、いつか必ず、実ります。