なんだかねぇ…

夏休みの宿題で思い出すものに、アサガオの観察日記があります。
アサガオの種は芽を出します。
「出します」というか、芽を出す可能性が高いです。
土壌や種まきのタイミング、そして水などの条件が揃えば、芽を出す可能性が更に高くなります。

雑草などの「強い植物」は勝手に育つ場合もあるでしょう。
花でも、あまり手をかけなくても育つものもあります。
逆に、十分に手を掛けないと育たないものもあります。

この最近、人間も同じような気がしています。

「ゆとり教育」によって育った子を道場で預かっています。
弱い子が多いです。
肉体的にも、精神的にも。
話しを聞けない子も多い。
自分が興味を持ったもの(楽なこと)しかしようとしない。
努力が出来ない。
我慢が出来ない。
謙虚さがない。
学校の先生が叩かない、そして親すら子を叩かないので、大人を怒らせることを怖いと思っていない。
大人を小バカにした態度を取る。
私は叩きます。
愛情があるから叩きもするし、口頭で厳しく注意します。

厳しい=優しい
甘い=冷たい

だと思っています。
思っているというか、それが真実ではないでしょうか?
その子の将来を真に考えているからこそ、厳しく接するのです。
生徒を、月謝を払ってくれる「お客さん」だと思って見ているなら、厳しい指導もしないし口やかましく言うこともないでしょう。

親や学校の先生に叩かれた事が無い子を可愛そうに思います。
なんて冷たい大人たちに囲まれているのでしょうか。

道に迷っている人を目の前にして、正しい道を知っているのに教えないのと一緒です。
「こちらに進め」と助言をするのが大人の役目だと思います。
子供は楽な道を選びます。
しかし、それではダメな事を周りの大人は知っています。

「本人の意思を尊重して…」などという大人がいます。

それでいいんですか?

こんな事を言ったりしているから、道場生が増えないんですよね(汗
嫁さんに、「もう少し押さえて」と言われるのですが、道場に立つとそんなことは忘れてしまいます。
お金は大事ですが、それよりももっと大切なものを大事にしたいです。